「飛べば見える!」 飛んだ人だけが見える景色とは!?

●「飛べば見える!」 飛んだ人だけが見える景色!?

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

「飛べば見える!」

1992年の夏に公開されたスタジオジプリの映画『紅の豚』の宣伝のためにつくられた限定のキャッチコピーです。

このキャッチコピー「飛べば見える!」には伏線があります。

映画の中の主人公・ポルコの名言があります。

「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」

『紅の豚』を観たことがない人でも、一度は聞いたことがあるセリフではないでしょうか。と言っても35年近く前のことなので、若い人は映画の存在さえも知らないかもしれません。

俳優の森山周一郎さんの低い声が記憶に残っています。

このセリフの言葉の使い方です。「飛ばねえ」という部分です。

「飛べねえ」というセリフであれば、能力があるかないかの問題になってくるのですが、ポルコの言う「飛ばねえ」は、やるかやらないかの問題になっています。

つまり「出来る、出来ない」の以前に「やるか、やらないか」を説いています。

30数年前も今も変わりませんね。行動が大事だということです。

 

そして「飛べば見える!」です。

こちらは作家の糸井重里氏が考えたキャッチコピーです。

日本航空の国際線における先行上映に使われたキャッチコピーです。まさに飛べば見えますね。

映画の公開から3年が経って出版された『続気の人間学』の中にもこの言葉が紹介されています。

顕教と密教といった視点から書かれています。

・「教えを聞くのか?」(顕教)

・「そうなりたいのか?」(密教)

あなたはどちらを望んでいるのですか?

 

飛んだ人が見た景色を伝えるのが「教え」の世界です。

しかし、教えの世界は、聞く側の人にフィルター・解釈がかかりますので、それぞれの受け止め方に違いが生じます。

言葉は非常に便利なツールですが、本質そのものを100%伝えることは出来ません。

宗教的な争いの発端、宗派の分裂は、まさに同じ経典を見たり聞いたりしていても、それぞれが別々な解釈をしており、その解釈の正当性によって争いが生じています。

 

スピリチュアル系なども見えない世界のことを扱っているところが多いかと思います。

見えない世界のことであるがゆえに、それを伝えている本人にしか確認できないことであり、受け取る側は、それに対しての憧れもあり、怖いもの見たさの期待感もあって、その情報にぶらさがり、組織に依存をしている人も多いようです。

新興宗教などもこのような手法で信者を獲得しているところが多いのではないでしょうか。

医療系においても似かよった部分を少なからず持ち合わせています。

 

・飛んだ人が見てきた景色の話を聞く人になるのか?

・それとも自分自身が飛んで景色を見る人になるのか?

「百聞は一見に如かず」「一目瞭然」

 

料理に例えると、レシピを見て、美味しいのだろうか?どんな味がするのだろうか?、そのようなことを論じるよりも、実際に料理を作って食べてみればいいわけです。

気功においても、練習方法を示した書籍や資料は必要ですが、いくら読んでみても、気の感覚がどのようなものなのか、といった感覚の世界を、いくら考えたり、論じてみてもしょせんは頭の中の世界のことであり、あまり意味のないことです。

各人の頭の中にしか存在しない物語・ストーリーだからです。実体がないわけです。

ところが多くの人は実体がないものを、あたかも実体があると思い込んで、頭の中で物語の結論を出して納得しています。それさえも気づいていない人が大多数です。

 

それよりも実体のある身体を使って動き始めてみることが、飛ぶ第一歩となります。

「飛べば見える!」

ところが頭の中で生きることが、あまりにも当たり前のように、クセのようになってしまい、幼少の頃から、また学校教育をとおして、さらに社会生活をとおして培われてきた、脳の使い方です。

左脳重視で考えて考えて頭の中で疲れてしまい行動までたどり着かない。

これが自我に巻き込まれた脳の状態です。

長い間、この脳の使い方のシステムの中で疑うこともなく生きてきたので、「何かおかしい」と感じることもないわけです。

これが映画『マトリックス』の中で描かれている、主人公ネオ(キアヌ・リーブス)の気づきです。

 

古今東西の偉大なる先人たちが、言葉こそ違え、方法論こそ違え、一貫して説いているのが、この気づきであり、「飛べば見える」です。

健康スタジオ横浜のセミナーや各教室では、その飛ぶためのレシピをお伝えしながら練習を行っているわけです。

いきなり高くまでは飛べませんから、まず飛ぶための入門から入り、少しずつ技術的にも高めていくわけです。

ちょっと飛んだだけでも違った景色が見えます。もう少し高く飛べばさらに違った景色が見えてきます。

後は何回も何回も練習を繰り返して、より高く飛べるようになっていきます。

 

そのためには「習慣化」がどうしても必要です。

これは何か身につけるためにはすべての分野で共通することです。

たまにやるよりも、少しでもいいのでコツコツと毎日行うほうが効果が高いわけです。

一人練習や一人勉強が基本となりますが、一人ではモチベーションが上がらない人もいるので、教室などに足を運ぶことが必要になります。

また、友人や仲間の存在が助けてくれます。

私自身も仲間の存在がなければ、ここまで続けてこられたかはわかりません。

お互いにどのような練習をしているのか? 実際に練習した者どうしの情報交換を通して、また刺激を受けながら与えながら、楽しんで続けられてきたのだと思います。

 

飛べば見える!

飛んだ人だけが見える景色があります。

 

地上にいて飛んできた人の景色の話を聞いて、頭の中であれこれ想像しているよりも、自分でバーンと飛んでみましょう。

そして飛んで見えた景色の話をお互いにしたほうが楽しいですよ。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。