グルテンとリーキーガット症候群(腸管漏出症候群)

グルテンとリーキーガット症候群(腸管漏出症候群)

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

今回は食品に関する内容になります。

私たちは小麦の入っている食品をよく食べています。

そば、うどん、ラーメン、ぱすた、ピザ、揚げ物、ケーキ、シリアル、デニッシュなど。

食べない日、口にしない日はないのではないでしょうか。

 

ところで、「グルテン」とか「グルテンアレルギー」といった言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

「グルテン」とは、小麦、大麦、ライ麦などの麦類に含まれるたんぱく質のことを指します。

弾性に富むグルテニンと粘性に富むグリアジンが練られる過程で、水を吸収し絡み合い、網目状に繋がった状態になり、独特のもちもち食感を生み出しています。

 

グルテンは、パン、うどん、そば、パスタ、ピザ、ケーキなど多くの小麦食品に含まれています。

摂取しすぎると消化されにくくなり、消化器官に負担をかけ、腸内環境に悪影響を与え、便秘などの症状にもつながると言われています。

また、グルテンには依存症があると言われており、美味しいのでつい食べ過ぎてしまうことも懸念されています。

そのため健康目的からグルテンを除いた食事「グルテンフリー」に取り組む人も増えていますが、完ぺきなグルテンフリー生活は、食べるものがかなり制限されるため、必要な栄養素が不足する恐れもあるために注意が必要です。

 

テニスプレーヤーのジョコビッチが、グルテンの食事を制限していることはよく知られています。

ジョコビッチがグルテンフリーを採用した理由の一つは、セリアック病やグルテン感受性大腸症候群(NCWS)など、グルテンに対する過敏症やアレルギーの可能性を考慮しているということです。

ただし、ジョコビッチ自体がセリアック病患者であるかどうかは公にはされていません。

 

さて、グルテンの過剰摂取が要因となっている疾患に「リーキーガット症候群(腸管漏出症候群)」があります。

腸のバリア機能が壊れて、身体に有害物質が入り込むことによって起こる症状のことをいいます。

リーキーガット症候群の原因として知られているのが「グルテン」です。

グルテンに含まれる「グリアジン」が腸壁に付くと「ゾヌリン」というたんぱく質を放出し、細胞同士の繋がりを緩め、本来通過することのない食物成分や細菌が腸管から血液中に漏れていきます。

そして、便秘や下痢、腹部膨満感などの症状がでます。

また、有害物質が血中に入り込むと、身体はこれを「異物」と判断し、免疫反応による炎症が起こり、自己免疫疾患の発症にもつながると言われています。

 

予防のためには小麦製品を食べないことです。

そうは言っても小麦を全部避けるとなると、食べるものをかなり制限しなければならなくなります。

どのような疾患にも共通することですが、罹る人と罹らない人がいます。

症状が出る人と出ない人がいます。

これはその人が持っている「カラダのちから」によります。

 

食べ物を口に入れさえすれば栄養が摂れてOKと思っている人が多いようですが、テレビ信者の人はこの考えに染まっています。

テレビやメディアでは、いかに消費者の口に入れるかといった経済活動を重視しているので、その後の事はおかまいなしです。

実は、食べ物を口に入れてから、「消化」「吸収」「排泄」といったカラダの仕事が始まるわけです。

口に入れて終わりというわけではありません。

個人差がありますが、カラダが仕事をするだけの力(ちから)を持ち合わせていないと、小麦製品を食べても消化することが出来ずに、リーキーガット症候群をはじめとした症状が出やすくなります。

リーキーガット症候群だけのことではなく、すべての食品に共通して言えることです。

 

普段から「カラダの力」を高めておくことが最大の予防法です。

「消化」だけでなく、食べたのものから栄養を「吸収する」「吸収しない」、吸収しなかった残りを「排泄」するといった一連の流れを身体が行ってくれていることが最も大事なことになります。

 

「カラダの力」を高めておくためには運動を習慣化することです。

運動によって身体全体の機能そのものを維持・向上させることができます。

個人差と年齢にもよりますが、運動不足では、筋肉、骨格の機能低下だけではなく、内臓や脳にまで影響を及ぼします。

内臓ももちろん筋肉で出来ています。

運動不足によって内臓の筋肉も衰えてくると、新鮮な血液が内臓に巡りにくくなっていきますので、そうなると疾患のリスクが高まるわけです。

脳は筋肉ではなく神経組織ですが、毛細血管がびっしりと張り巡らされており、運動をすることにより、脳にまで新鮮な血液が流れていくことになります。

『脳を鍛えるには運動しかない』
『運動脳』
『頭を良くしたければ体を鍛えなさい』

以上のような書籍が科学者によって書かれています。

 

さて、このようなリーキーガット症候群ですが、一般の西洋医療のお医者さんで診断できるところはやはり少ないと思われます。

"リーキーガット症候群"の概念は、比較的最近のものであり、まだ医学的には確立されていないようです。

この用語は、腸の透過性が通常よりも高く、異物が漏れるとされる状態を指す言葉ですが、その詳細や診断基準については医学的な合意が得られていないということです。

とは言いつつも小麦の影響については、最近では比較的知られるようにはなってきています。

 

このリーキーガット症候群(腸管漏出症候群)なる言葉を初めて聞いたのが10年ほど前になります。

バイオレゾナンス医学会であったか気功のセミナーであったか忘れましたが、やはりバイオレゾナンス医療は一般の西洋医療に比べると、早くから病気の原因として注目をしていました。

バイオレゾナンス医学会では、ゼロサーチなる機器を使って、診断をすることをしています。

「グルテン」が気になる方は、バイオレゾナンス医学会のホームページからお近くの内科医を確認していただき、診ていただくことも一つの方法です。

 

「カラダのちから」を高めることについては、背骨呼吸メソッドの教室でしっかりと行っております。

ご自分一人ではなかなかこのような運動・身体操作を継続して行うことはしませんから、そのために教室はあるのでぜひ足をお運びください。

「背骨呼吸メソッド」についてはコチラよりご覧になってください。

 

また、小麦の食品を食べ過ぎた時に、あるいは普段から良く食べている人におすすめのサプリメントがあります。

アミノ酵素

アミノ酵素の詳しい内容はこちらからご覧になってください。

健康スタジオ横浜にも在庫がございますので、気になる方は教室までお越しいただければお求めいただけます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。