小周天の達成について

小周天の達成について

一般的に健康な人であれば小周天のルートに気が循環しています。

ただし、病気や体調不良であったり、ストレス過多であったりすると、回りずらくなりますし、背骨が歪んでいると回りずらくなっています。

小周天のトレーニングは、自身のルートに意図的に気を循環させる方法です。

小周天の達成を何をもって認識をするのか(小周天が回っている)についてですが、次の事項をご参考になさってください。

短期間ですべて出来るということではありません。

長い時間をかけて、最初は微細な感覚を、少しずつ明確な感覚まで磨き上げていくことになります。

これは気のボールを作ることにも通じています。

 

各経穴で気を感じることが出来ること

気のボールを使って小周天のルートに気を回すときに12の経穴がありますが、各経穴で確実に気を感じることができること。

特に督脈側の背中は視覚も届かず、普段から意識が希薄であるので感じずらいと思いますので、丁寧に気のボールで各経穴の気感を育てあげていくことが求められます。
したがって気の量は大事です。

 

②各経穴で呼吸とともに気の入出力が出来ること

各経穴で呼吸とともに空間の気を取り入れたり出したりすることを確実に気の感覚を伴いながら認識できること。さらにイメージ操作が出来ると感覚が高まります。
ここまでくるとかなりの上級者です。
(振動功のあとに、指先と労宮で気の入出力を行ったのと同様のことができること)

 

③大きな気のボールで小周天をまわす

最初は気のボールを身体に近づけて、各経穴の感覚を育て上げる練習をしていると思いますが、気のボールを大きくして(1mくらい)小周天をまわします。
身体から手が離れていても、各経穴でしっかりと気を感じることが出来るくらいの、気の量が備わったボールが作れているのか?それを感じるための感覚力が備わっているのか?あらためて気の量と感覚力が問われます。

 

④気のボールを回す動作を小さくして

大きな気のボールで小周天が回せるようになったら、気のボールを持って小周天を回すという意識を外します。両手を身体の横で少し拡げて、手の平だけで小周天のルートの方向に回すようにしながら、小周天を回していきます。さらに出来るようになると指1本だけを動かしても小周天を回せるようになります。

 

⑤動作を伴わなくても意念で確実に気の感覚を持って小周天が回せること

動作を伴わずに意念で小周天を回しながら、各経穴に気が流れていくのを感じます。

 

気のボールを使う、使わないにかかわらず、任脈、督脈のルートに帯状に流れるエネルギーを感じることで達成となります。

それをどれだけ深めていくことが出来るかの練習になります。

インスタントではなく時間をかけて磨き上げていきましょう。

 

⑥大周天気功法との関連性について

大周天気功法は天の気と地の気の交流ですから、百会と尾骨・仙骨を開いて、身体の中心の衝脈に気を流していく訓練をメインに行います。さらに各経穴(チャクラ)の感覚を様々なトレーニング法によって開発する訓練も行いますので、大周天気功法のトレーニングを行いながら、小周天本功法を深めていく補完の役割も担っています。特に②の能力を高めていくことが出来ます。

 

小周天の達成に関していえば、③までが一応の目安となります。
ただし①、③が出来るけど②はまだといった方もいることでしょう。
②が出来れば①は出来ます。
①、②が出来ないけど③は出来るといった方はいないと思います。

 

最後に達成と完成は違います。完成はありません。

人間の身体と心を道具としており、日々の動きの中に変化がありますから、小周天の質ももちろん日々変わります。

人間死ぬまで発展途上人といった捉え方もありますし、そもそも完全であるのにそれを遮っている人間の意識があるといった捉え方もあります。

小周天が自身の身体の気を高めて循環させることを目的としているのに対して、大周天は人間の物質のボディと気のボディの殻を破り大宇宙との一体化を目指す、最初の第一歩となるトレーニングです。