春の健康法の特徴!巡る季節に合わせた「季節の養生法」!

春の健康法の特徴!巡る季節に合わせた「季節の養生法」!

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問いただきありがとうございます。

 

自然界には自然界の法則があります。

その法則に則って生活をしていると生命力が強くなり、逆の生活をしていると生命力が弱くなります。

日々の生活の中に積極的に季節に合わせた”自然の法則”を取り入れ、それに合わせて、生命力を強くする方法を「季節の養生法」といいます。

実践していただくと寿命も延びていくと言われています。

 

「自然の法則」とは何でしょうか?

それは、春、夏、秋、冬の季節と生命力との関係です。

万物は春に生まれ、夏に成長し、秋に収穫して、冬にパワーを蓄えます。

人間も1年間を季節に合わせて生活すると元気になります。

春と夏は陽の気を養うための季節で、秋と冬は陰の気を養うための季節という意味です。

 

植物は人間の歴史よりも古く自然に則って生きています。

・春に芽が出てきます
・夏に一番成長します
・秋に実ができ根の部分も強くなります
・冬には来年のための栄養が溜まります

人間の文明が発達し、自然環境とは離れた人工的環境をつくり出して生活をしていますが、本来は自然界の動物や植物と同じ生き物です。

自然に合わせて生命力を強くしようとしたら、人間の知恵ではなく、動物や植物を先生として見習うことも必要です。

 

1年を通して部屋の温度を一定に保ち同じように生活する事は、人間にとっては快適かもしれませんが、実は健康的とは言えません。

快適な生活をすることと健康とは別です。

快適さだけを求めていると生命力が弱くなります。

 

冬の間は体の奥に溜めておいた気・エネルギーが、だんだんと表に出てきて活動的になるのが春の時期です。

全体的に陽の気が増してくるので、心身ともにのびのびと活動的になるのには良い時期です。

春の季節の健康・養生法としては、体や心を少しずつオープンにしていくやり方が大切です。

 

春は徐々に暖かさを増してくるのですが、すぐに夏のように薄着になる事は良くありません。

自然界は春でも、人間の体は少し遅れて春になります。

春は体の芯から熱くなる位まで、洋服を厚めに着たほうが健康的です。

特に春の初めの頃は半分はまだ冬のような季節ですから、体を温めておくことが大切です。

 

春は吹く風にも注意が必要です。

体が少しづつ緩み始めていますので、風から冷たい気・エネルギーが入りやすくなっています。

春の風は首筋の「風池」のツボからも入りやすく、風邪をひいたり、経絡が詰まりやすくなりますので、首筋を風にさらさないような服装にすることが必要です。

さらに、春は陽を養う季節ですから、汗を出して冷たい邪気を出すことも大切になります。

食べ物では、唐辛子や生姜などの発散の食べ物が効果的です。

鍋物などの身体を温める食べ物なども、まだ食べておくことが必要です。

 

体の生命力を高める運動、体操としては、気・エネルギーを発散する方法や、ゆっくりとした呼吸法を通して、身体からエネルギーを発散する方向に向かわせることで身体が夏に向けた準備に入っていきます。

以前お伝えしました、飛べば気が溢れ出すエネルギー健康法をご参考になさってください。

春は少し長めにジャンプをすると良いでしょう。

さらに、縄跳びが最高の運動になります。

3分間の縄跳びは、足腰を中心とした全身運動としては最適ですし、春には最も適しています。

縄跳びの用の縄・ロープを持っていない方は、エア縄跳びでも十分です。

 

まだ朝晩は少しヒンヤリしていますので、身体を冷やすことなく過ごしてまいりましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。