気・エネルギーの漏れを防ぐ方法!
● 気・エネルギーの漏れを防ぐ方法!
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
私たちの身体には外部に通ずる大きな穴が9つあります。
この穴から気・エネルギーが漏れると言われています。
9つの大きな穴とは何でしょうか?
1.両眼 × 2
2.両耳孔 × 2
3.両鼻孔 × 2
4.口
以上の顔にある7つの穴と
5.肛門
6.性器
身体の下部の2つです。
肛門は排せつを司る器官なので、必要な時以外は常に閉じておくことが大切です。
幼児の肛門は常にギューっと引き締まっていますが、これは急速に成長していくためには大量のエネルギーが必要となるので、少しのエネルギーの漏れも起さないようにしているためです。
しかし、年とともに肛門括約筋の力が衰えて、肛門の締まりがなくなるとエネルギーがここからどんどん漏れ出していきます。
常に解放しているような状態となったらガクっと落ちていきます。
オムツをするような状態は避けることが必要です。
心がけて肛門を締めておくことは、若さを保つ秘訣であると言われているのはそのためです。
仙道のトレーニングでは、小周天を行う前の一つの方法として行う方法があります。
静座をして肛門の括約筋を引き締め肛門を内へすぼめます。次に口を閉じて舌を上あごにつけます。
こうすると下降する気を上に引きつけ、上昇する気を下に引きつけ、上下からの気の漏れを防ぐと言われています。
顔の7穴からもエネルギーは漏れていきますが、口を除いて、いつも密閉しておくわけにはいきません。
しかし、これらの感覚器官からエネルギーが漏れるのは、意識が伴ったときその意識とともにエネルギーが漏れるので、感覚を外側に働かさなければエネルギーが漏れることもありません。
五感の働きを内側に向ける、気のトレーニングや瞑想はエネルギー漏れを防ぎます。
特に眼はエネルギーが漏れやすい器官です。
朝起きてから、昼寝をする以外は夜寝るまで、ほとんど眼を開けているときが多いかと思いますが、スマホを見るよりも眼を瞑って休ませることが気の漏れを防ぎます。
耳のためにも、ガチャガチャとうるさい繁華な場所は出来るだけ避けるほうが賢明です。
以上の9つに加え、人間の皮膚面には700万といわれる気孔および8万4000の毛穴があり、それを通じて外界と連結し、呼吸、排せつ、新陳代謝などの生命活動を行っています。
エネルギーは、これらの皮膚上の小さな穴からも体外へ発散します。
その他にも身体が疲れすぎていたり、心の状態(ストレス、物事の受け止め方・思考)、環境によってもエネルギーが漏れます。
いくら気をつけてはいても、気・エネルギーの漏れを絶対的に防ぐことはできませんので、予防と一緒に増やしておくことも心がけておきましょう。
気・エネルギーを増やす方法を簡単に示しますと次のとおりです。
1.運動・・ 太もも、ふくらはぎ、背骨周りの筋肉を鍛える
2.栄養・・ タンパク質、ビタミン、ミネラルの摂取
3.休息・・ 良質の睡眠の確保
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