激変の時代を生きるための「有事の健康法」を考える①

●激変の時代を生きるための「有事の健康法」を考える①

激変の時代に、私たちはどんな身心をつくっていけばいいのか!

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

最近、「昔とは何かが違う」と感じることが増えてきました。

ありとあらゆることが大変化の真っただ中にあることは、よほど脳のセンサーが錆びついていない限り、誰でもわかる?・・・のではないのか?・・・・・と思います。

まず、人間がいちばんストレスと感じる気候変動からです。

夏の暑さ、突然の大雨、長く続く暑さ、局地的な豪雨、干ばつや山火事など、世界各地で極端な気象現象が起こっています。

世界気象機関(WMO)は、2025年までの11年間が観測史上最も暑い11年間だったと報告しています。

また、極端な暑さ、大雨、熱帯低気圧などによる社会への影響も世界各地で生じています。

 

日本でも、気象庁は今年から40度以上の日を「酷暑日」と呼ぶことにしました。

今後、猛暑日が当たり前になるような極端な高温が増えるとともに、短時間に降る極端な大雨の頻度・強度が増える一方、雨の降らない日も増えると予測しています。

つまり私たちは今、「これまでの普通」が大きく変わっていく時代に入っていると考えた方がよいのかもしれません。

そこで、これからの健康を考えるとき、私は一つの考え方を提案したいと思います。

いままでの「平時の健康法」に加えて、「有事の健康法」を考えてみましょう。

 

◆これまでの「平時の健康法」

これまで私たちが考えてきた健康法は、基本的に「社会や生活が安定している」ことを前提としていました。

・十分な食事をとる。

・十分に眠る。

・適度に運動する。

・ストレスをためない。

・病気になったら医療機関を受診する。

・健康診断を受ける。

・身体を冷やさない、温める。

・筋力や柔軟性、バランス能力を維持する。

・呼吸を整え、心を落ち着ける 等々。

 

こうした健康法は、これからも非常に大切です。

むしろ、これらは健康の「土台」となるものです。

健康スタジオ横浜で行っている、背骨呼吸法・太極気功、プラーナヨーガ、マインドフルネスエナジー瞑想なども、基本的にはこの「平時の健康」を支える方法として考えることができます。

 

◆これからは「有事の健康法」を考える必要がある

問題は、これからの大激変の時代には「平時だけを想定した健康法」では十分ではないかもしれないということです。

たとえば、猛暑で外に出られない、大雨で交通機関が止まる、台風や災害で停電する、断水する、避難生活になる、食料が手に入りにくくなる、冷暖房が使えなくなる、医療機関にすぐ行けない、普段の運動習慣ができなくなるなど、こうした状況が起こったとき、私たちの健康を支えるのは、病院や薬だけではありません。

最後に自分を支えてくれるのは、自分自身の身体と心、それを扱う能力です。

私はこれを、

・「有事の健康法」

あるいは、

・「サバイバル健康法」

生き残るための健康法と呼んでみたいと思います。

「何を大げさな」と思われるでしょうか?

今、直接被害に遭遇していないからでしょうか?

 

ここでいうサバイバルとは、何か特別な技術を身につけて過酷な環境を生き抜くという意味ではありません。

もっと身近なものです。

「生活環境が大きく変化しても、自分の健康をできるだけ維持できる身体と知恵を持っておくこと」

です。

【有事の健康法】

・環境が悪化しても身体を維持する。

・暑さ・寒さへの対応力を身につける。

・停電や断水などの状況を想定する。

・限られた食料・水でも健康を維持する知識・能力・身体を持つ。

・避難生活でも身体を動かすことが出来て、また周囲の人と共有できる知識・能力を持つ。

・医療や交通が制限されたときにも、自分の身体の状態を冷静に観察できる。

・不安や恐怖に飲み込まれず、落ち着いて判断できる心を持つ。

・周囲の人と助け合う。

・以上の内容を普段から出来る範囲でシミュレーションしておく。

 

今までの平時の健康法と有事の健康法、この二つは対立するものではありません。

平時の健康法があくまでも土台となり、その上に有事への適応力が加わる。

そんなイメージです。

 

今回は、イメージだけでも頭に入れておいていただきたい内容です。

いつ?どこで?何が? 起こるか予想できない時代です。

自分だけは大丈夫!が通用しない、そのような機会がさらに増える時代の真っただ中にいることだけは、頭の片隅にいれておいたほうがよいでしょう。

 

「ゆでガエルの理論」をご存知でしょうか?

「ゆっくりと進む環境の変化や危機には気づきにくく、対応を先延ばしにしていると、気づいた時には手遅れになってしまう」というビジネスや組織論における教訓(たとえ話)です。

急な変化:
カエルをいきなり熱湯の鍋に入れると、驚いてすぐに飛び出します。

緩やかな変化:
カエルを冷水の鍋に入れ、徐々に温度を上げていくと、変化に慣れてしまい逃げ出すタイミングを失い、最終的には茹で上がって死んでしまいます。

 

猛暑日も過ぎれば、のど元過ぎれば、もうなかったかのような日常生活の緩やかな変化の中にあります。

大激変は気候変動だけではありません。

鍋の中にいることは心しておきましょう。

 

今後さらに深堀りをして考えていきたいと思います。

 

最後までお読みくださりありがとうございます。