● いつまでも若々しくいるためには「背中」から!
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
私たちの身体は、30歳を過ぎた頃から筋肉が毎年1パーセントずつ減っていくと言われています。
80歳になると30歳の頃の半分にまで筋肉量が落ちてくるといわれています。
高齢になると免疫力が落ちてくる大きな要因はここにあります。
中でも背中の筋肉は、加齢の影響を受けやすい部分の1つです。
日常生活の中で使う機会が少なくなるとその衰えに拍車がかかってしまいます。
例えば日常生活でパソコンをよく使う人、ものをよく書く人は、肩甲骨の部分が開いたままで動いていない時間が長くなっています。
背中には、脊柱起立筋群を始め、広背筋、僧帽筋などの大きな筋肉があり、深い部分にもいくつもの筋肉があります。
これらは使わなければ当然衰えていき筋肉も細くなります。
そうなると姿勢をまっすぐに支えるのが辛くなり、次第に背中が湾曲し、バランスを取ろうとして肩や首が前のほうに出てきます。
これが「老人体型」です。
背中がますます丸くなり、内臓が圧迫されて、お腹がデップリと出てくる体型になります。
背中の筋肉は、「ものを持ち上げる」「上体を起こす」など、主に腕や体を背中側に「引く」動作の時に使われますが、日常生活の中でこのような動作はあまり行われません。
そのために、使わないでいると、背中の筋肉は徐々に細くなってしまいます。
ところが背中の筋肉をあまり使わないで衰えさせてしまうと、普段姿勢を維持する際に、上体を引き起こしていく力が足りず、前かがみの姿勢になってしまいます。
普段から体を反らすことを意識して行ってまいりましょう。
次のように日常で簡単に出来ることから始めていきましょう。
1. 立った姿勢から両腕を頭の上に上げて体をそらす。
2、うつ伏せから上体を起こす
若々しくいるためには、みえない部分の背中を寂しくさせないことです。
常日頃から自分の姿勢を鏡で見てチェックしましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。