「平均余命」ってご存知ですか? 「健康スタジオ横浜 2月の健康情報」
● 「平均余命」ってご存知ですか? 「健康スタジオ横浜 2月の健康情報」
命の長さに関してよく聞く言葉は「平均寿命」です。
次いで最近よく耳にする言葉が「健康寿命」だと思います。
平均寿命と健康寿命の違いを知っている人は、教室でも明確に答えられる人は多くはいません。
そして、今日のタイトルにあるとおり「平均余命」という言葉になりますと、ほとんど知っている人はいません。
しかし字を読めばだいたい意味はわかります。
「あと何年生きられるか」という平均的な年数のことをいいます。
平均寿命というのは、0歳児を起点として、あと何年生きられるかの平均余命を現しています。
健康寿命というのは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間、健康で活動的に暮らせる期間、のことをいいます。
平均寿命から健康寿命を差し引いた期間が、自立して生きていくことが難しく、寝たきりやなんらかの介護、介助が必要となる期間です。
その期間は、女性で12年、男性で9年間あります。
これも個人差があります。
長い人もいれば短い人もいます。
まったくない人もいます。
今までの生活習慣によってできた、身体や心の「貯金」によって違います。
身体や心の「貯金」の多い人は、寝たきりや認知症にも無縁といった生き方をされています。
そして、平均余命ですが、字を読めばだいたい意味はわかると思います。
「平均的にあと何年生きられるか」ということです。
こちらの表をご参考になさってください。
各年代を見て見ると面白いですね。
例えば、80歳の女性を見ると、平均余命が11.82歳あります。
実は平均寿命の87歳より長生きなことがわかります。
80歳の男性を見ると、平均余命が8.92歳となっています。
こちらも平均寿命の81歳より長生きなことがわかります。
健康寿命より上の期間をどのように過ごすのか?
寝たきりや認知症になっては自分自身が楽しくありません。
「自分の身の回りのことは自分で出来て、行きたいところにいつでも自由に行けて、やりたいことが出来る」
そのような有意義な時間を過ごせるようになりたいものです。
日々の生活習慣で、身体や心の「貯金」を増やしていきましょう。
各年代別にそれぞれわかりますので、ご参考になさってみてください。