「運動」は健康のための最大のクスリ!
●「運動」は健康のための最大のクスリ!
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
健康に限らず気・エネルギーのトレーニングのためにも「運動」をすることは何よりも大切です。
また最近の脳科学では、頭を良くするためには運動が効果的であることも知られているところです。
今回の記事の最後に、バイオレゾナンス医学会の矢山利彦理事長が、医師の立場から運動の重要性について述べておられる内容を載せておきますのでご参考になさってください。
さて、最もシンプルなところから入っていきます。
私たちがこの世界で生きていくためには「身体」がないと生きていけません。
これは至極当たり前のことですが、多くの人がこの当たり前のことを忘れているように思えます。
何にも増して、身体を良いコンディションに調えておくことが、この世界で生きる上で最優先事項だと思うのですが、世の中で取り組んでいる人が本当に少ないのは不思議でなりません。
生きるということを、「今」という身体の感覚ではなく、「今以外」の思考(自我・エゴ)の世界で生きている人がとても多いように思えます。
また、体調が思わしくない人に限って、いちばん肝心なところに向き合うことをしていませんし、逆に目を逸らせているように感じます。
唯一リアルな存在である「身体」に意識を向けて、もっともっと身体と仲良くなることが必要です。
健康スタジオ横浜では、かねてより3つの習慣をおすすめしています。
身体の健康のために!
①運動
②栄養・食事
③休息・睡眠・リラックス
この三つをセットとして習慣にすることが大切です。
そして、行うべく優先順位もこのとおりになります。
率直に申し上げて「運動不足は万病のもと」になります。
運動不足はタバコを吸うよりも身体に悪いことがわかっています。
運動不足になると身体の機能が衰えて、生命エネルギー(気・エネルギー)の量や質も落ちてきます。
「栄養・食事」や「休息・睡眠・リラックス」にも大きく関わっています。
身体を動かすからこそ、必要な栄養を食事から摂る必要があります。
身体を動かさずに必要以上に食べると太りますからダイエットが必要になるわけです。
運動を抜きにして、ある食材や食品を食べるだけで健康になると考えておられる多くの方がおられるようですが、残念ながらそれはありません。
口に入れればすべてハッピーとなるそんな単純なことではありません。
若い人はともかくとして、中高年以降の人は、年齢とともに身体の機能そのものが衰えてきます。
それに伴って免疫力や自然治癒力などの生命エネルギーそのものが低下してきます。
ある一部の食品等を摂るだけで補うことには無理があります。
身体をいかに衰えさせないか、生命エルギーを保つためには、身体を動かす「運動」は必須となります。
また、身体を動かすからこそ、休息が必要なのであり、質の良い睡眠もとれます。
日中からゴロゴロしている人にとって休息はあまり必要ではなく、また夜になってもなかなか眠くならず夜更かしや睡眠不足になりがちです。
したがって、睡眠の質そのものも低下していきます。
今回は身体の健康にフォーカスしましたので、心・マインドについては詳しくお話しできませんが、身体と密接に関連しています。
心・マインドの状態は身体に表れてきます。
ストレス状況であればあるほど身体に症状として表れやすくなります。
「身体以外に表れ出てくるところはありません」
ですから強い身体を作っておくことが必要となります。
身体ができていれば、少々のことは身体がカバーしてくれます。
そうでないとちょっとしたことでもすぐに身体に症状が出て、その症状を消そうと薬に頼るわけです。
以上紹介しました3つの習慣をつくることで、健康がつくられ「治る力」も備わってきます。
たとえ病気や体調不良になったとしても、治りが早い人や遅い人がいるのはそのためです。
本来であればこのような基本的なことを厚生労働省や医者も推奨すべきですが、すぐにクスリとか注射に飛びつかせるような情報が、テレビなどのメディアを通じて流され続けています。
まさに本末転倒ではないかと思うわけです。
運動こそが最高のクスリ、予防薬となるわけです。
「健康はたやすく手に入るものではありません。日々の習慣の積み重ねによってこそつくられる状態です。」
運動をしないリスクは幾重にも絡み合った大きな社会問題となりつつあります。
認知症の発症者が増えるどころの問題ではありません。
いづれ取り上げてお伝えしたいと思います。
さて、バイオレゾナンス医学会のメールマガジンで興味深い記事が送られてきましたのでご紹介いたします。
矢山先生が「五月病」についてお話をしておられます。
一般的に検査項目にはあがらない状態をバイオレゾナンス医療で明らかにしています。
そのなかで、いくつか改善項目を述べられており、運動の必要性についても言及されています。
どうぞご参考になさってください。
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こんにちは!
バイオレゾナンス医学会事務局です。
今回は「五月病」との向き合い方について矢山医師がお伝えします。
それではどうぞ!
「五月病」とは、4月に新しい環境に入った学生や社員などが連休明けにしばしば始まると言われている急激な無気力、落ち込み、全身倦怠感などの症状を言うようです。
時々外来でも診療します。
バイオレゾナンス診断をすると、まず副腎疲労、視床下部の機能低下、そして扁桃体という脳内アラームの過剰活動がみられます。
これだけだと血液検査に異常は出ませんので「うつ症状」「自律神経失調」と言われるようです。
はっきり言うと、検査に異常がないのでわからないということですが、それでは医師の仕事にならないので、そのような病名をつけることになります。
しかし病態(病気の真の姿)は明らかで、環境の変化に対して脳内アラームが鳴り、続いて交感神経の過剰緊張、ビタミンの消費、視床下部の機能低下、続いて副腎疲労となっているのです。
ではどうしたらよいのでしょうか。
1.市販の総合ビタミンを買って3倍量くらいを4~5日服用してみる。
※総合ビタミンに限ります。その他のお薬では危険な場合もありますので、ご注意ください。
2.ぬるい風呂にゆっくり30分くらい入る。
3.「楽しいなー」と思えることを何でもやってみる。
4.体を動かして汗を出す。
5.野菜スープを作って食欲がなくてもガンガン飲む。
( 「最強の野菜スープ」前田浩著 参照)
6.スマホ、パソコンなどから離れて電磁ノイズを減らす。
このうち「体を動かして汗をかく」は現代人にとってはほとんど必須なので解説します。
東京の商社で忙しく働いているのに、月に一回の電話やパソコンによる遠隔診療で調子を尋ねると、「快調、快調」という方が数名おられます。
軽度の慢性疾患に対して漢方薬は出していますが、とにかく元気で周囲の人たちからも「元気ねー」と言われているとのこと。
「どうしてそんなに元気なんですか」と尋ねると、先生のアドバイスにしたがっているだけですと言われる。
アドバイスとは「週に3回運動して汗を流すことを実行して下さい」ということです。
まじめにこのアドバイスを実行した人は皆元気になります。
しかし、すぐに飽きてやめる人が多いものです。
そこで簡単で容易でしかも続く方法を伝授しましょう。
1.ホームセンターで踏み台を買う
2.踏み台昇降をやる
3.童謡のCDを買って、まず気に入った曲1曲が鳴っている間は踏み台昇降を続ける。
調子のよい曲は元気な人向け、ゆっくりした曲は高齢者向け。
4.1曲の時間、楽に昇降ができるようになったら、次に2曲にチャレンジ。2曲クリアしたら3曲。
ここまでくると足腰の力がついてきます。
そしたら両手に500mlのペットボトルをもって昇降します。
はじめは汗が出なくとも徐々にでるようになります。
ここまできたら、何かスポーツ、武道などにチャレンジしてください。
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なぜ、汗を流すくらいの運動が必要なのでしょうか?
それはご自分でお考えください。
日本は運動不足大国で、慢性的な運動不足の人が65%にまで及んでいます。
私たちが生きているこの世界は「動きの世界」です。
動いている世界だからこそ、そこにエネルギーが存在し、気のトレーニングも出来るわけです。
人間は動物です。「動く物」と書きます。
動くことが主体となります。
動いてエネルギー豊かな状態をつくっておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今年の第14回バイオレゾナンス医学会全国大会の詳細はこちらよりご覧になってください。