五感の使い方を逆転させることが気のトレーニングのコツ! [ 健康スタジオ横浜 ]

● 五感の使い方を逆転させることが気のトレーニングのコツ!

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

五感という言葉は誰でも知っているとは思いますが、改めておさらいします。

視覚、聴覚、体感覚、嗅覚、味覚をいいます。

私たちは日常生活において、五つの感覚を外に向けることにより、外部情報を取り入れています。

それは意識するしないに関わらず、無意識に日常的に行われていることです。

 

五感から入ってきた刺激、情報を、解釈して言語で意味づけをし、脳に情報を取り込んでいるため、左脳が絶えずフル回転してます。

特に視覚を必要以上に現代人は使っているため、脳が非常に酷使されており、少なからず脳疲労を起こしています。

このように、左脳が酷使されている状態では、微細な「気の感覚」に意識を向けることが出来ません。

気の能力を発現させるためには、日常行っている脳の使い方を変える必要があります。

 

例えば、普段の生活において、背骨を意識して動かすことをあまり行いませんが、教室では動作を行う際に背骨に意識を向けて行うようにしています。

背骨を中心に身体を前後に動かしたり、横に動かしたり、ねじったりすることによって、脊椎を通る神経系がほどよく刺激されます。

それによって、背骨の歪みも矯正され、背骨をとりまく筋肉が活性化されるとともに強化されます。

こうした動作によって、経絡もバランスよく刺激され、気の巡りも良くなります。

このように背骨を自由自在に動かしながら、自分の身体に意識を向け、心の目で見るという方法で、自分の身体を内部から感じとるトレーニングをしていくうちに、誰でも気(プラーナ)の感覚がわかるようになってきます。

 

自分の身体に意識を向け、内部から感じ取るトレーニングは、心身のバランスを図るうえで大変重要な役割があります。

内側を視るトレーニングは瞑想につながり、瞑想というのは身体を通した心のトレーニングであるといえます。

それは大脳新皮質の活動をできるだけ休息状態に近づけ、生命活動にかかわる脳の深い部分の働きを高めることになります。

それによって直観的な知覚力を高めることになります。

大脳新皮質の活動が休息もしくはバランスの良い状態になり、脳の深い部分が活動することによって気の感覚が出てきます。

言い換えれば、気というのは、脳の深い部分でキャッチされるということがわかります。

ですから、日常生活で左脳ばかり使って脳が加熱しているようなストレス状態では気を感じることは難しいといえます。

 

いつも頭の中に心配事や悩み事が浮かんでくるような人も、いったんその状態から離れてみる必要があります。

頭がストレス状態で、気を感じられないからといって「気を感じよう、気を感じよう」と考えてしまうと、ますます気を感じることができません。

頭が静まったリラックス状態にならなければ、気を感じることは出来ないのです。

もちろん、個人差やレベルの差はありますが、気を感じるということは、大脳新皮質が休息し、生命活動に携わる脳の深い部分が活動する結果だといえます。

気功をすることで、ストレスが解消され、健康増進に効果があるのはこのためです。

このようにして自分の身体の内部の気を感じてくると、身体の外部の気も感じられるようになってきます。

気が生命の波動だと考えるならば、人間ばかりでなくこの空間に生息している動物や植物、鉱物も何らかのかたちで気を摂取し発しているといえます。

 

私たちは現代社会において、気の感覚を持たなくても社会生活を送ることが出来ています。

しかし、地球レベルの環境汚染がここまで進み、ストレス過剰な社会になってしまった今日では、生命の根源に対する感覚を今一度回復する必要性に迫られているのではないでしょうか。

おそらく古代人は、大脳新皮質よりも脳の深い部分を使っていたと思われます。

そして、彼らにとって「気」の脳力とは、当然の持ちうる感覚であったと思われます。

現代人は便利快適さと引き換えに、人間の根源的な気を感じ取る感覚を失ってしまいました。

脳を休息させる深いリラックスこそが現代人に最も求められることだと感じるのはそのためです。

そのためにも、日常的に使っている五感の使い方を次のように変えてみましょう。

 

1、視覚を内側に向ける

光の刺激が入りすぎないような環境を心掛けます。出来れば最初のうちは目を瞑って行うようにします。トレーニングによっては、額の部分にスクーリーンを描き、イメージを映し出すようにします。

 

2、聴覚を内側に向ける

音の刺激が入らないような静かな環境を心掛けます。静寂のなかで体が発する音があれば意識を向けるようにします。

 

3、体感覚を内側に向ける

暑からず寒からずの適温を心掛けます。また、体を絞めつけるような服装は避け、出来れば薄着をおすすめします。そして、体の内側で生じる感覚を繊細に感じ取るようします。

 

4、嗅覚、味覚の刺激を抑える

極端に嗅覚を刺激する匂いや香り、口内の味覚を刺激することは控えます。

 

5、ゆっくり、ゆったりを心掛ける

現代人は非常に慌ただしくせっかちな日常生活を送りがちです。気功をする時は、ゆっくり、ゆったりと動きながら、おおらかな気持ちで行いましょう。

健康スタジオ横浜では、気をとおしたトレーニングによって、もう一度脳を甦らせ健康で活力ある生活を送るための心身つくりを皆様にお伝えしたいと考えています。

「気功」は考える「左脳」を休ませ、感じる「右脳」を活性化させます。

 

このブログは料理に例えるとレシピに当たります。

レシピを何百回、何千回読んでも、実際に料理を作ってみないと、食べることも出来ませんし、料理を味わうこともできません。

気(プラーナ)のトレーニングも同じです。

実際に体を使って行ってみないことには、気の感覚はつかめません。

しかしながら、実際にレシピがないと料理をやみくもに作るだけで、無駄な時間を費やすことになるともいえます。

このブログが実際にトレーニングを行う際の効果的なレシピとなることを願ってやみません。

 

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今日も最後までお読みくださりありがとうございます。