人間は「物質の体」と「エネルギーの体」を合わせ持った存在
● 人間は「物質の体」と「エネルギーの体」を合わせ持った存在
健康スタジオ横浜では、人間は「物質の体」と「エネルギーの体」を合わせ持った存在というコンセプトのもとで教室を行っています。
「物質の体」は見えますが「エネルギーの体」は一般的に見えません。
「物質の体」「エネルギーの体」の両方を意識しながら整えていく方法を行っています。
この2つはつながっており、お互いに影響を受けながら存在しています。
どちらか片方だけということはありません。
ただし、「エネルギーの体」は実体がありませんので、実体のないものから取り組んでいくと、時としてヤケドをすることがありますので注意が必要です。
まず実体のある「物質の体(肉体の器)」をしっかり作ることをおすすめします。
なぜおすすめかと言うと、「物質の体」を作ることが「健康な状態」を作ることにダイレクトにつながっているからです。
「物質の体」の作り方は、体としての機能を整えることから始めます。
体の機能として代表的なものは、
1.曲げる
2.伸ばす
3.捻る
以上の動作がスムーズに出来る体をつくります。
その機能を支えるのが次の3つの要素になります。
1.筋力
2.柔軟性
3.バランス力
この3つが低下すると体の機能そのものに影響が出てまいります。
私は「老化」という言葉はあまり使いませんが、世間一般で言われる「老化」した体になります。
世の中には、スポーツ、体操、武道など体を使う運動はたくさんありますが、専門的なスキルと体づくりはどの分野でも必要とされます。
体づくりに関しては、この3つの要素がどれだけ入っているかということが重要になります。
球技のようなスポーツは、意識が対象物に向かうため、体から意識が離れやすくなります。
トップアスリートでない限りはどうしてもゲーム、遊びという感覚が強くなりますので、体づくりにはあまり適していません。
健康のために毎日1万歩を歩くことを推奨しているところもあるようですが、私はあまり意味がないと考えています。
ダラダラと歩数のみを重視して歩いても、「筋力・柔軟性・バランス力」の3つの要素にあまり関係していないからです。
歩く質が重要なのであり、歩数のみ重視していても、やらないよりはマシといった程度です。
しかし、次の点を意識して歩いていただくと効果が格段にアップします。
1.大股でスタスタと歩くこと
2.歩数に時間的制約を加えること
このようにして歩くと必然的に早歩きになります。
大股でスタスタ歩くと歩幅が広くなりますので股関節まわりの柔軟性がアップします。
そして大股で踏み出した1歩を着地させるためには太ももの筋力が必要になります。
大股で足を踏み出している時は片足になっていますのでバランス力が必要になります。
3つの要素が必然的に高まることになります。
そして時間的な制約を加えることで、例えば3,000歩を30分以内で歩くことを目標とすればダラダラ歩きではなくなります。
このように3つの要素が入っている運動を行うことが、体の機能を高め「物質の体」をつくるためには欠かせません。
そして「健康な状態」をつくることになり「エネルギーの体」をつくることに繋がります。
スポーツ、体操、武道を行っている方もいらっしゃるかと思いますが、3つの要素がどれくらい入っているでしょうか?
もし3つの要素が入っていないようなら、要素を組み込む工夫が必要になります。
「曲げる」「伸ばす」「捻る」といった動作がスムーズに出来る体にしましょう。
そして、その機能を支える要素が「筋力」「柔軟性」「バランス力」の3つとなります。
これが「物質の体(肉体の器)」をつくるひとつ目の方法です。
2018年9月24日(月)に健康スタジオ横浜において、「物質の体」づくりを中心とした実践セミナー「体のキホン」を開催いたします。
タイトル: 体のキホン ~ エネルギー体を支える「物質の体」のつくりかた
日 時: 2018年9月24日(月) 12:00~16:00
場 所: 健康スタジオ横浜
参 加 費: 6,000円
そ の 他: 終了後にお茶会を予定しています
申 込 み: こちらよりお申込みください。
次回は、11月23日(金)勤労感謝の日、心の基本(呼吸、リラクセーション)を行います。