生きるとは「息をすること!」おいしい息を取り戻そう!
●生きるとは「息をすること!」おいしい息を取り戻そう!
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
教室ではよく話をしていることですが、私たちは生まれた瞬間から、今この瞬間までずっと止まることもなく呼吸をしていいます。
そして、これからも死ぬ瞬間まで、同じようにずっと呼吸をしているはずです。
この生まれてから死ぬまでの間に諸々のすべてが動いて変化をしています。
すべては移り変わり、同じ状態であるものは何一つありません。
諸行無常です。
その中で、呼吸だけが生まれてから死ぬまでの間、変わることなく続いています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、やがて幼児となり、幼児は少年少女となり、少年少女は青年となります。
青年から中高年となり、高齢、老人へと肉体は変化を続けていきます。
その間に病気になることもあるでしょうし、また肉体は段々と衰えていき、すべては移り変わっていきます。
幸福であろうが不幸であろうが、若者であろうが高齢者であろうが、幸運であろうが不運であろうが、そんなことは全く関係ありません。
生まれてから死ぬまでの間に何が起ころうとも、呼吸は変わらずに淡々と行われていきます。
私たちが熟睡している時にも呼吸は続いています。
無意識状態にあっても、呼吸は続き、深い昏睡状態にあっても呼吸は続いています。
ただ一つ確かな事は、生まれてから亡くなるまでの間では、呼吸が絶対的に必須だということです。
生きるとは「息をすること!」
おいしい息を取り戻しましょう!
いつでもできる日常的な呼吸のトレーニングを紹介します。
呼吸法を身につけるためには、根本的な原則が2つあります。
これは以前、ヨーガ行者の成瀬雅春先生から教えていただいた方法です。
・「呼吸に意識を向ける」
・「ゆっくりと息を吐く」
呼吸は生まれてこの方、休むことなく続けられていますので、当たり前すぎて、普段はまったくと言っていいほど意識していません。
その自分の呼吸に意識を向けることが第1の原則になります。
意識を向けた瞬間から、呼吸はゆっくりとしだします。
1日のうちに、呼吸に意識を向ける時間が多ければ多いほど、ゆっくりとした呼吸をしている時間が多くなります。
それが呼吸法の重要な基本を身につけたことになります。
そして第2の法則である「ゆっくりと息を吐く」と言うことを心がければ、深い呼吸をすると言う重要な基礎トレーニングをしていることになります。
一般的な深呼吸では、息を吸ってから吐いていますが、それでは本当に深い呼吸にはなりません。
まず肺の中に入っている中途半端な空気を吐き出さなければなりません。
汚れた空気を一旦吐き出してから、ゆっくりと新鮮な空気を肺の中に取り入れることで、深い呼吸になります。
息を吸うときに心がける点は、胸を広げるようにして、顎を伸ばして少し舌を上に上げてあげると深く入るようになります。
・「呼吸に意識を向ける」
・「ゆっくりと息を吐く」
この2つは、いつでもできる日常的なトレーニングなので、習慣としてぜひ身につけていただくと、数えきれないほどのギフトを受け取れます。
1日のうちに何回でも呼吸に意識を向けましょう。
ある程度意識を向ける、ゆっくり吐くということが、日常生活の中で身についてきたら、これから紹介します呼吸法を試してみることをお勧めいたします。
1対4対2の呼吸法です。
息を吸うのを1としたら、止めるの4とし、吐くのを2とする呼吸法です。
・吸う 3秒
・止める 12秒
・吐く 6秒
慣れてきたら秒数を伸ばしていきます。
生きるとは「息をすること!」
おいしい息を取り戻しましょう!