疲れたら休むのは当たり前! [ 健康スタジオ横浜 ]
●「疲れたらきちんと休む」のは当たり前!
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
日中の猛暑や寝苦しい熱帯夜が続くと、どうしても疲れがちになります。
この猛暑を元気に乗り切るには、効果的に「休養」をとる意識改革が必要です。
文部科学省が2004年に行った調査では、約6割の人が疲労を抱えていると報告されていましたが、あれから18年が経過し、いまでは約8割もの人が疲れを感じながら日常生活を送っていると言われています。
特に、20~40代の女性に限ってみると、なんと約9割の人が疲れを感じているといいます。
家事や育児、仕事、介護などで忙しい女性は、疲労が恒常的になっているにもかかわらず、頑張ってしまっている状態です。
脳は人間関係でいちばん疲れるように設計されています。
女性はご近所さんやママ友、職場やパート先のつきあいなど、男性よりもより人間関係が複雑の中にいる方もいるので、疲れる要素が多いのが特徴です。
疲れたときは睡眠が最善といわれていますが、睡眠の質もあまり良くないため、寝ても疲れが取れないという人も結構います。
さらに、現代ではスマホやパソコンを使う時間も多いため、多くの方は、睡眠だけでは疲れを取り切れない状態にあります。
しっかり疲れが取れないまま、翌日も忙しく働く人が多いため、疲れていることに慣れてしまっているという状況もあります。
日本人は休むことが非常にヘタで、休むことが悪いことのように思っている昭和世代の考え方が残っているところもあります。
『会社人間のカルテ』という書籍の中で、休み方を知らない人が、休日になっても平日よ同じように職場に行って過ごしているという、異様な世界が描かれています。
「疲れたから休む」というのは当たり前のことですが、何となく怠けているようなイメージを持つ人も多く、これこそが日本自体が病んでいるともいえます。
働けど、働けど・・・・・。
働いてもどこかの国のために貢いでいるような状況が続く限り疲労さえもなくらないかもしれません。
コロナもそうですが、日本人一人一人が考えることをしないと、いいようにコントロールされますし、コントロールされていることさえも気づかない思考状態はもっと深刻です。
ヨーロッパでは、1か月近くバカンスを取ることが当たり前になっていますし、国によっては休暇を消化することが法律で決められています。
管理職の人は、バカンスを取得させるために休暇の時期を調整することが最大の業務とも言われています。
話しを元に戻して、
「疲れたらきちんと休む」
当たり前のことです。
この世の中で生きていく一番の道具である、”体の管理”、”メンテナンス” 以上に優先することがあるのでしょうか?
あるとしたら、もう一つの道具である、「思考」のなかで作り出された「幻想、思い込み」にいつまでもしがみついている状態とも言えます。
最後までお読みいただきありがとうございます。