背骨の歪みが呼吸と内臓を弱める! [ 健康スタジオ横浜 ]
●背骨の歪みが呼吸と内臓を弱める!
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
姿勢の良さは見た目の好感度を上げるばかりではなく若々しさに直結します。
見た目ばかりではなく、
姿勢が悪いと消化力を弱め内臓も老化させます。
口から摂り込んだ食べ物は、喉、食道、胃、腸を通って、
・消化
・吸収
・排泄
されていきます。
以上のことは身体が行いますので、身体が衰えてくると、消化、吸収、排泄のすべてが衰えて上手く回らなくなります。
口の中に食べ物を入れればOKというわけではありません。
さて、普段からどのような姿勢でいるのか。またどのような姿勢で食事をしているかで、消化の効率や機能を高めるためにも重要になってきます。
例えば猫背の姿勢だと、首の骨から胸椎にかけて背骨に歪みが起こり、胸からお腹にかけて曲がっています。
このような姿勢では、肺や内臓が圧迫されてしまいますので、呼吸が浅くなったり、消化器官がうまく働かなくなったりして消化不良の原因にもなります。
さらにお腹の部分は、肋骨のようなコルセットもないため、腸が押しつぶされたような状態になり、消化・吸収の妨げになったり、便秘などの原因になったりします。
また、体質だと諦めている方も多いのが胃下垂ですが、これも姿勢の悪さが原因の一つとなっています。
姿勢を支える筋肉が少なく筋力が弱いと内臓を支えることが出来ずに下がってしまっている状態です。
胃下垂の方は、常にお腹が張っている感じが残っていたり、食後に下腹部がポッコリ膨らんだり、食後のムカつき、便秘や下痢といった症状も現れます。
胃下垂になると、消化力が通常の1/3にまで下がると言われています。
良い姿勢が出来る身体をつくり、姿勢を調えて食べることは、消化力や吸収力を高めるためにも必要です。
何となく胃腸の調子が今一つの方は、ご自身の姿勢を確認してみることをおすすめいたします。
姿勢が悪い
↓
腹筋力が弱まる
↓
①下腹部が出る → 消化力の低下
②腹圧が上がらない → 呼吸が浅くなる
それでは、良い姿勢を作るためにはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。
普段は意識がのぼらない背中、背骨を意識することです。
そして、背中や体幹の筋肉を鍛えることも必要です。
しかし、日常生活のなかで出来ることもありますのでご紹介いたします。
正座は消化にも優しい姿勢だった!
現代では椅子に座って食事をするのが習慣になっている家庭が多いと思います。
姿勢を調えるということでいえば、最もお勧めなのが正座です。
正座をすると、自然と背筋がまっすぐに伸びます。
背骨がきちんと伸びているということは、内臓も正しい位置にあるということですから、消化器官も正しく働いてくれます。
椅子での食事に慣れた家庭でも、たまには正座で食事をすると、姿勢が良くなり、消化・吸収が高まります。
また、正座は、1日に5分間座ると疲れを効率よくとってくれます。
正座は70歳までに作っておきたい身体の機能の一つです。
気がついたら良い姿勢を心掛けましょう。
そして良い呼吸をしましょう。
背骨呼吸メソッドの教室では、姿勢をつくる立ち方、座り方に加え、体幹部を鍛えることも行っております。
最後までお読みいただきありがとうございます。