背骨は生命(いのち)の通り道! [ 健康スタジオ横浜 ]
●背骨は生命(いのち)の通り道!
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
背骨は生命(いのち)の通り道です。
健康スタジオ横浜の各教室でも大変重要視しています。
背骨呼吸メソッド、プラーナヨーガ、気功のどれをとっても背骨の動きを中心としたカリキュラムで構成されています。
さて、その「背骨」についてもう少し詳しく知っていただきたいと思います。
背骨という言葉には 骨格の他に「管」という意味が含まれています。
さて、そもそも背骨とは26個の骨(仙骨と尾骨を一つの骨としています)が鎖のように連なっていて、一つ一つの背骨は脳から全身につながる管を保護する構造でできています。
従って背骨が圧迫を受けると当然流れにも影響が出てきます。
その流れをスムーズにするために背骨が大切な役割を果たしています。
背骨には、脳と全身の臓器器官をつなぐ神経の束である脊髄が通っています。
末梢神経系には脊髄に沿って流れる脊髄神経があり、枝分かれして全身に広がっています。
神経を働きで分類すると、意思によって制御できるものとできないものがあります。
制御できないものが自律神経であり、さらに副交感神経と交感神経に別れます。
自律神経は内臓を支配する神経で、体の不調や免疫の低下、ホルモンの働きなどにも影響を及ぼします。
健康スタジオ横浜の教室では背骨を動かすことを特に意識して行っていますが、健康にどのような影響を与えているのでしょうか。
背骨を滑らかに動かすと、脳脊髄液や血液、リンパなどの体液の流れを潤滑にするメリットがあります。
そして、背骨を滑らかに動かすためには椎間板と呼ばれるクッションが必要になります。
この椎間板は本来水分を含んでいます。
しかし20代を過ぎる頃から血管による栄養補給が少なくなり、30代の頃には血管がほとんどなくなり、リンパ液による栄養補給だけになります。
放っておくと古びたボロボロのゴム管のように硬くなり亀裂が入りやすくなります。
その時にリンパ液を流す唯一の方法が背骨を効果的に動かすことです。
背骨を伸ばしたり、曲げたり、捻ったりする動きを行うのはそのためです。
健康スタジオ横浜で行なっている背骨呼吸メソッドやプラーナヨガを行うと姿勢も良くなり見た目がスッキリします。
背骨というのは、本来それ自体では動きませんので、背骨周りを支える脊柱起立筋群等によって背骨は支えられています。
この脊柱起立筋群等は、ストレスなどによっても緊張し、歪みが生まれてアンバランスなり余計な力が入りやすくなりますので、できるだけ体に負担がかからない形で支えてあげることが重要です。
背骨の動作をする時に、正しく動こうと筋肉を過剰に緊張させ、背骨全体を固くしてしまう人がいますが、それでは背骨から得られる快適さは得られません。
1回や2回練習したくらいでは身体に身につきませんので、ある程度継続した練習が必要であり、背骨の感覚をつかみ取れるだけの感覚力を磨く必要性があります。
そこでさらに注目されるのが呼吸になります。
背骨呼吸メソッド、プラーナヨーガでは常に動作と呼吸が一致するように練習をしています。
そのようにゆったりとした動作と呼吸を意識することで快適さを培うことができます。
呼吸がなめらかに行われていると、私たちの体の血流や心の感情など様々なエネルギーがなめらかに流れていることを感じられます。
逆に呼吸が短かったり浅くなったりしてしまうと血流や感情などによるエネルギー(気)の滞りが生じてきます。
感情とは心の働きの一部です。
心の働きは体に現れてきます。
しかもそれは脊髄を通して伝えられるものなので、その要となっている背骨がいかに重要な存在であるかが分かります。
背骨に歪みがあると心地よい呼吸ができなくなり、結果的に心の状態も良くなるはずがありません。
特に呼吸と関係の深い胸椎周辺(背中上部・霊台)の筋肉の緊張が解ければ滞りのない呼吸へと導きます。
背骨は物質としても大切ですが、神経の伝達という観点からも、歪みのない理想的な背骨のラインを作っていくことはとても重要なことです。
昔から背骨は気の中枢と呼ばれていたのはそのためです。
気は体のみならず心の働きのベースともなります。
心身一如という考え方があるように、心と体には境界線はありません。
お互いに影響しあっています。
身体的な要である背骨は心の働きの要であるとも言えます。
背骨の秘密です。
「背骨は神様が作った芸術品」
この芸術品は、ただ飾っていても活かされません。
適度に動かしてこそ歪みが修正され美しく保っていけます。
健康スタジオ横浜では3つの教室を開催しています。
・背骨呼吸メソッド
筋力、体幹力を高め運動不足を解消し、背骨の歪みを調え、姿勢の改善、気の量を高めます。「外なる生命力」「内なる生命力」を高め健康体をつくります。
・プラーナヨーガ
身体の柔軟性を高め、さらに深いリラックスで気を身体の隅々にまで送り届けます。体・脳のバランスを整え、ストレスを改善し気の質も高めます。
・矢山式気功
気による脳力開発法です。背骨呼吸メソッドとプラーナヨーガで気功の基礎をつくった後は、「気」をコントロールする方法を学びます。人間の持っている脳のポテンシャルを高め、気・エネルギーを人生に活かす方法を学びます。
今日も最後までご愛読くださりありがとうございました。