腸腰筋を鍛えて下丹田をつくる! [ 健康スタジオ横浜 ]
● 腸腰筋を鍛えて下丹田をつくる! [ 健康スタジオ横浜 ]
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
最近の研究で、
「大股で早くスタスタと歩くことが出来る人は健康寿命が長い」
ということがわかってきました。
高齢者になると、歩くスピードと転倒の因果関係がはっきりと出てきます。
これを健康スタジオ横浜では次の3つの身体要素で表しています。
1.筋力
2.柔軟性
3。バランス力
この3つを持っている人は生涯自分の足で歩ききることができます。
90歳以上の方で、元気に現役で活躍している人の身体の状態を参考にして、健康スタジオ横浜のプログラムを作っています。
歩きに関していえば、速く歩ける人は、足の回転が速いか、1歩の歩幅が広いことを意味しています。
あるいはその両方の動きが出来るということです。
この時に使われているのが「腸腰筋」という筋肉です。
大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つを合わせて腸腰筋といいます。
黒人の大腰筋は白人の3倍の太さがあると言われています。
短距離のスプリンターに黒人選手が多いのも納得できます。
一般的に太ももを持ち上げるときに使われる筋肉なので、腹筋や大腿四頭筋と思われがちですが、実はいちばん大きな働きをしているのが腸腰筋です。
腸腰筋が腹筋や大腿筋と連携して股関節を曲げています。
腸腰筋は腰椎から始まり大腿骨に繋がっていますので、意識しづらい筋肉ですが、大きな役割を果たしています。
腸腰筋には次のような役割があります。
1.背骨と大腿骨をつなぎ、背骨と骨盤を正しい位置に保つ役割がある
2.股関節を曲げることや、太ももとお腹を近づける前屈の動作を補助する
3.正しい姿勢を維持する
4.内臓を正しい位置で保つ
5.自律神経の働きを正常にする
6.下丹田をつくる
この腸腰筋に力があるということは、身体全体の筋肉量の7~8割を占める足腰の力があるので、基礎代謝量も高まります。
その結果、認知症などの疾患をはじめ、ガンや糖尿病、心臓病へのリスクを減らすことになります。
もちろん免疫力も高まりますので、新型コロナウィルスの予防にもなります。
本日も最後までお読みいただきありがとうごいざいます。