若山敏弘先生の超念力治療法 [ 健康スタジオ横浜 ]
● 若山敏弘先生の超念力治療法 [ 健康スタジオ横浜 ]
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
超念力治療家の若山敏弘先生とは何回かお会いしたことがあります。
若山敏弘先生がどのような治療家かは、これからご紹介いたしますが、著書は2冊あり、DVDも出されています。
『本物の力』は1998年にビジネス社から出版されています。
ご著書を拝読して興味を持ちましたので、父を治療していただこうと渋谷へ伺ったのが1回目、その時は父の足裏を先生が揉みほぐしながら、すごい邪気が出ているとおっしゃっていました。
足裏は邪気抜きの場所です。
もう1回ぐらい父の治療で伺ったことがありました。
その後10年くらいして、気功の友人が訪れた話を聞き、神田の治療院に自分の治療と称して伺いました。
実際は治療そっちのけで、念力治療のことを質問しましたら、ていねいに色々と教えていただきました。
1時間という限られた時間でしたが、様々な念力パフォーマンスを見せていただいたり自分自身の痛みをとる方法や現代人の健康法などについて貴重なお話を聞かせていただきました。
その時は、〇〇万円で個人教授をしてあげると言われましたが、治療家になるつもりはなかったので、実現には至っていませんが、今思えば習っておけばよかったかなあ?と思い出すこともあります。
ご著書は健康スタジオ横浜にも置いてありますので、ご興味をお持ちの方はお読みになってください。
若山先生は若いころはボディビルをされていたこともあり、小柄ながらがっちりとした体格の方で、骨格はどちらかといえば縄文系です。
若山先生がどのような経緯から念力治療を始めようとなさったのか、ご著書から一部を抜粋してご紹介します。
内容的に気のトレーニングにも通じるところが多々ありますのでご参考になると思います。
『本物の力 超念力と未病を実証する』から一部抜粋 /////////////////
若山先生は、子供のころから医者でも治せない病気を治してあげられたらどんなに素晴らしいだろうと思っていて、さっそく18才になった時、指圧マッサージの資格を取り、治療院を岐阜の駅前で開業し、26年間もの間かなり繁盛させていたようです。
ある程度お金も手に入れ、安定した生活を送ってはいましたが、「あそこに上手な先生がいる」と聞けば行って確かめずにはいられず、そういう意味では人生は試行錯誤だったとおっしゃっています。
若山先生はある日テレビで初めて超念力をご覧になったそうです。
密教の修行者が動けない子供に手を触れずに、あっという間に治してしまったのを見てびっくりされたようです。
その信じられない光景が頭から離れなかったので、家や土地を売り払って、後戻り出来ない状態にして台湾に渡ることになります。
台湾では一流と言われる太極拳の林先生にお会いし、先生は実演と称して、弟子を5メートルほど離れたところに立たせ、その彼に向かい合うように立つと、手を少し震わせた、と同時に弟子はまるで電気仕掛けの人形のように、後方へ飛び跳ねていったのを見て、
「なんだ、バカバカしい」
と若山先生はがっかりして帰ったそうです。
「私の求めているものはきっとあるはずだ、きっと」とつぶやきながら、自分の求めるものは必ずあると信じつつも見つからない日々を2年間過ごし、再び林先生のグループの太極拳の練習を見ることになります。
そして、何週間か過ぎた頃、若山先生の中にある疑問が生まれたそうです。
「何故、こんな面白くもないものを黙々と練習しているのだろう。人によっては何十年も続けている。ということはどういうことなんだろう。どう見ても中腰で、腰を前に突き出す動作は格好悪い。」
しかし、何故・・・そう考えてもう一度注意深く、みんなのやっている動作を見て気がついたそうです。
一つの動作の中には腰を前に突き出し、仙骨を前方へ送り出す形が必ずあることを発見したのです。
仙骨が人間の体の中では最高の機能を持っていると考えていたので、さらにこの仙骨の動きを、身を守り相手を倒す武術である太極拳にどう取り入れているのか知りたいと思ったそうです。
それは身体のほぼ中心にある仙骨の動きがまるで波が伝わっていくように手や足に伝わっていく。
サーカスの猛獣使いが持っている鞭は普段は柔らかくしなやかだが、一旦振り降ろされると、その動きは一瞬のうちに先端まで伝わり、その先端のスピードは音速を越えると言われており、衝撃はもの凄いことが想像されます。
彼らはそれと同じ動きをやろうとし、毎日練習していることがわかったのだそうです。
仙骨からのバイブレーションが手や足の先へと伝わり、さらに相手の体へと入り込んでいく。
そのため体の表面よりも内部に破損が大きくなる、武術に取り入れていたのはここだったのだ。
これがあの格好の悪い動きだったことを知り、次にはあのスピード感のない動きの解明に入ったそうです。
低い中腰の姿勢を何分間かとっていると大腿部分が徐々にだるくなり始め、さらに続けると膝がガクガクになります。
大腿四頭筋を鍛えると、多くの病気の症状が消えるということを知っていた若山先生は、ここで太極拳のゆっくりとした動きの謎を解いたのでした。
大腿四頭筋への刺激によって脳から三つのホルモンが分泌されます。
第1はドーパミンで、これは気持ちがわくわくしてやる気を起こさせます。
第2はエルドフィンで、モルヒネの数倍もの沈痛作用があり、痛みは消滅し心地よい快感が得られます。
第3は副腎皮質ホルモンで、全ての炎症を治す最も優れた物質です。
これらは精神的、肉体的ストレスから開放してくれる最高のものだといいます。
若山先生は、太極拳のすばらしさを知り、もう一度、林先生のもとで練習を始めます。
2年前に見た手も触れずに相手を飛ばすということが、気でできるのだとわかった時もそんなに強力に相手に通じるのなら、この気で治療というものができないかと考えました。
鍛錬によって気を養い、蓄積し、自由にコントロールし使うことができるようになるにはどうしたらよいかを林先生に訪ねると、先生は「呼吸」だと教えてくれたそうです。
それから鍛錬をする毎日が始まり、ついに普段何気なくしている呼吸と同じように、宇宙の生命エネルギーである気を身体のどこからでも取り入れられ、自由に移動させることが体感できるようになったそうです。
仙骨に抱かれるように眠っている自己の生命エネルギーを目覚めさせ、外から取り入れた宇宙の生命エネルギーと合体させると、すさまじいエネルギーの固まりが出来上がる。
ちょうど、身体の中に巨大な発電所ができたと思えばよいとのことです。
そこでは巨大なエネルギーを蓄えることも放出することも自由自在です。
そのエネルギーが離れたところに立っている人を飛ばしてしまう力となるのだそうです。
早速この大きな発電所作りに取りかかり、丹田に宇宙のエネルギーを集め、仙骨のところにある自己の生命エネルギーを丹田に引き上げ、二つのエネルギーを一つになるようにしたのだそうです。
この時、丹田のところに熱く赤い火の玉のようなものができたと言います。
そして、その火の玉は好きなところへ移動することができるそうです。
発電所のモーターが回り出したように、トク、トクと動き始め、そこで作られたエネルギーを一気に頭を突き抜けて天空に飛び出していくくらいに上昇させると脳幹から綺麗な光とともに強烈なエネルギーが出ていった。
これを感じたときは「これだ、これだ」と叫び小踊りし、この感動は今でもずっと忘れないそうです。
次の日、治療院にはいつものように腰の痛い人、足を引きずってくる人などの患者さんがやってきます。
意識は丹田に集中させトク、トクと発電機が動き出し、赤い火の玉ができるとそれを上昇させ、脳幹からエネルギーを送り出しました。
すると、患者さんの痛みを表していた表情が消えていくのがわかったそうです。
信じられないくらいすばらしい力を授かったのをその時本当に知ったのだ言います。
そして独立し、台湾の地で超念力による治療と門下生への伝授育成を始め、最後は5階建てのビルを借り、スポーツジム、武術場、治療所などを開いて成功を納めています。
その後、帰国した若山先生は、今度は日本で超念力で病気を治すことに挑戦を始めました。
そして、行き着くところは密教の修行僧がおこなっていた一瞬で治してしまう治療への挑戦でした。
終
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ご参考になる部分があったかと思います。
実は、健康スタジオで行っております「背骨呼吸メソッド」は若山先生の方法を参考にさせていただいている部分があります。
気功というと、どうしても気の術、エネルギーのコントロール法にばかり目が行き、基本となる健康でエネルギー豊富な身体づくりをおろそかにする傾向があります。
見えない気・エネルギーを感じる、受信系(インプット)のトレーニングのほうに興味が行き、感じることが気功だと勘違いをしている人も結構おられます。
これは気功というよりも、スピリチュアルのトレーニングといってもよく、自我の拡大につながります。
身体を強化しないで、エネルギーの受信力を強化するトレーニングを偏って行っていると、マイナスエネルギーを受けやすくなり健康にも影響が出ます。
若山先生のトレーニング法は発信系(アウトプット)のトレーニングもしっかり行っていますので、バランスをとる意味で参考にしていただきたい内容です。
特に邪気・マイナスエネルギーを受けないためには、大腿四頭筋を鍛えることがいちばん手っ取り早く、さらに気の量を増やして自らをガードする最高の方法です。
お守りやグッズで環境を整えるよりもはるかに効果が高いです。
ただし地味で継続する人が少ないので、グッズ系に向かう人が多いのですが、いちばん強力な方法です。
どのような肉体エネルギーを持った存在なのか。
どのようなマインドのエネルギー体を持った存在なのか。
自分を知り、それを高めて使いこなしていくのが気のトレーニングです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
下の写真は背骨の滞りを解消する動作ですが、気功の「熊の型」そのものです。