認知症激増の原因!日本人は体も頭も使わなくなった!
今日の話題は、体と心の使い方が、日本人のライフスタイルそのものにまで影響を及ぼしている大きな問題だと思いますので書いてみました。
少し長くなりますがおつき合いのほどお願いします。
以前、NHKスペシャルで2週にわたって認知症について特集をしていました。
その番組では、認知症が年々増加していることを説明していました。
私はそれを見て????
非常に疑問に思いました。
これだけ科学が発達し、医療も発達し???、文明も発達しました。
30年前にはCDはありませんでした。
パソコンも普及していませんでした。
ワープロがやっと出てきたころです。
インターネットなんて皆無でした。
こんなに小さな携帯電話なんて存在していませんでした。
スマホなんてこの世にありませんでした。
よくよく考えてみると、びっくりすることばかりです。
世の中は大きく変わってきたのですが、人間も変わったと思います。
ただし、医療は変わっていませんね。
そして、人間が良く変わったのか?悪く変わったのか?ということですが。
皆さんいかがでしょうか?
人間の頭って良くなったと思いますか?それとも悪くなったと思いますか?
言い方を変えてみましょう。
人間の頭は進化したと思いますか?それとも退化したと思いますか?
私は人間の頭はというよりも日本人の頭は、おバカさんになってしまった、退化したと思います。
昔から「読み・書き・そろばん」などと言われてきました。
今となっては死語に等しいと思いますが、社会に出ていくためには最低限これだけは身につけた方が良いと考えられてきたものです。
・書き → ワープロ
・そろばん → 電卓、エクセル
・読む → 本離れ
文明の発達により、なくなってしまいましたね。
少なくとも、書いたり、そろばんを使ったりすることは、脳を使うトレーニングだったわけです。
体と脳はつながっていますから、手や指を使って脳に刺激を与えることをしていたわけです。
そして、読むということも、声に出して自分の声を自分の耳で聞くということが脳のトレーニングになっていたわけです。
少なくとも今はほとんどなくなってしまった「読み・書き・そろばん」で脳のトレーニングをしてから昔は勉強をしていたわけです。
それがほとんどなくなってしまって、漢字を書くことも出来なくなってしまった。
計算でも暗算ができなくなってしまった。
声に出して本を読むことも少ない。
日本人の頭が退化してしまったことがおわかりでしょうか。
脳に対する刺激が少なくなってしまったことは否めません。
それにプラスして、体を使わなくなってしまいました。
便利快適な暮らしというのは、人間の体を使わずに、それを電化製品が肩代わりをしてきました。
掃除機もルンバという自動掃除機まで登場しています。
便利快適で体を動かさないということは、体から脳に対する刺激も極端に少なくなったということです。
特に歩かなくなったらおしまいです。
少しの距離でも車を使う。
エスカレーターやエレベーターを使って階段は歩かない。
今は、運動をする人と、運動をまったくしない人が二極化しています。
今後、さらに便利快適な暮らしは増えていき、体を使うことは少なくなることは確かです。
その時に、代わりに体を使うことをしないと、脳への刺激がますます減り認知症が増えてくることは誰でも予測出来ることです。
それ以外にも環境的な要因も多いことかと思いますが、体を使わないということ、運動をしないということは、高齢者になった時に、体の健康だけではなく、脳の健康にも大きな影響を及ぼします。
毎年20万人強の勢いで認知症の方が増え続けています。
関東では、東京の調布市、埼玉県では、上尾市、草加市、神奈川県では、厚木市、大和市の人口に匹敵します。
毎年この人口の人すべてが認知症として日本中に増え続けていく異常事態です。
2030年ころには、認知症患者が1,000万人に達すると予測されています。
日本人の10人に1人が認知症患者になります。
50歳を過ぎたら積極的な運動を行うことをおすすめします。
特に下半身、大腿部、下腿部の運動は必須だと思います。
体の半分以上の筋肉がここにあります。
この部分が衰えてくると、体としての機能に影響を及ぼします。
もちろん血流が悪くなりますので、脳への影響も生じてきます。
しっかり身体を動かすことは、認知症の予防にも大きな役割を果たします。
今日も最後までお読みくださりありがとうございます。