高齢者の運動① 21世紀の「真の健康」こそが未来を変える!
●高齢者の運動① 21世紀の「真の健康」こそが未来を変える!
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
9月18日(月)は「敬老の日」になります。
人生の大先輩を敬愛し長寿を祝うことを趣旨としています。
一方で「老人の日」と言った意味もあります。
高齢者も老人も定義をするのが難しいところがありますが、現代では70歳がひとつの目安となることでしょう。
なぜならば、70歳という年齢は、多くの人が本格的に身体の機能の衰えを実感し始める年齢だからです。
本日は「高齢者の運動」についてお伝えいます。
まずもって私たちは常に「今ここにある身体がないと生きていくことが出来ない」ということを再認識する必要があります。
いかに頭で屁理屈をこねようが世代に関係なくこれは厳然たる事実です。
しかし、身体機能にも問題がないエネルギー豊かな子供や若い世代の人たちは、身体に向き合うことがなくても問題なく生きていくことが出来ます。
ところが、中高年から高齢になるにつれて、若いころの意識のまま生きていこうとするならば、積極的に身体と向き合う、積極的な養生が必要となります。
出来るだけゆるやかに「老いた人」となるような生活習慣に切り替えていくことが最優先事項と言えます。
・運動
・栄養
・休息
そして、これから日本の主流となる若い世代に、大きな負担を背負わせないために、人生の先輩たる高齢者ができる最大の置き土産ともいえます。
そして、日本の高齢化社会の未来も変えていくことになります。
高齢者が運動するいちばんの目的は、「筋肉の衰えをいかにして防ぐか!」これに尽きると思います。
筋肉があまり衰えていない高齢者の方がいらっしゃいますが、見た目も若く見えますし、日常生活の質も落とすことなく暮らしていけます。
1日20分の運動が最低ラインになります。
細切れの時間であっても日々の生活のなかに運動を是非とも取り入れていただきたいものです。
この時間を切るようになると「運動不足」に入りますので、ひとつの目安としていただければと思います。
昔の日本の生活では、日常のなかで体を動かす機会が自然と組み込まれていました。
布団の上げ下ろし、はたきやほうきを使った掃除や雑巾がけ、洗濯、料理にいたるまで、身体をよく動かしていました。
その後、家電製品の普及で便利快適になり、さらに畳の生活からテーブル、椅子の生活が主流となったことで、1日のなかでしゃがんだり立ったりといった動作が極端に少なくなり、外国人のように正座をすることも出来なくなりつつあります。
女性にとってトイレが和式から洋式に変わったことも、さらにしゃがむ機会を失わせてしまいました。
また、家の外に出てみれば、駅やビルではエスカレーターやエレベーターが当たりまえのように設置されており、あえて階段を上ったり下りたりすることを極力避けるようなライフスタイルになっています。
これが何を意味するのかおわかりでしょうか?
世界のなかでも日本は運動不足大国となり、マッサージ・整体は大繁盛、そしてストレス過多による食べ過ぎで肥満となり、ライザップを始めとしたパーソナルレッスンでもダイエットが主流となっています。
そして、さらに運動不足が進んでいくとメタボや循環器障害、精神疾患となっていくのは皆さんご存知のとおりです。
1日の中で座っている時間が世界一長いのも日本人です。
寝たきりや認知症の増加、高齢者施設が雨後の竹の子のごとく増加し、そこで働いているスタッフも疲弊しています。
介護のために仕事を辞めざるを得なくなっている人も増えています。
このような状況が続けば今後ますます増えていくことになります。
これが今の日本の現状です。
健全な社会ではないことは明らかです。
日本人は根本的でいちばん大切なことを忘れています。
人間は「動物」で「動く物」です。
動くことをやめると様々な影響が表れてきます。
高齢者にとっての運動は免疫力を上げるためにも大変重要となってきます。
身体を動かさないと、身体機能の衰えが加速してまいりますので、ますます動かない身体となっていきます。
そうなると寝たきりや認知症のリスクも一気に高まります。
特に大きな筋肉から衰えてまいりますので、自分で日常生活に運動を取り入れるか、ジムや教室に通って行うかの選択になります。
家電製品の普及で身体は楽が出来てハッピー!なんて言っておられません。
日常生活で身体を使わなくなったのならば、運動といった形で身体を動かすことが必要になります。
人間は「動物」であり「動くもの」だからです。
特に重要な部分は3つです。
・太もも
・ふくらはぎ
・背中
ここが衰えてくると目に見えて「老いた人」の身体になっていきます。
・足腰が衰えてくるとスタスタと歩けなくなりおぼつかなくなります。
・階段を降りる時に手すりにつかまらないと降りることが出来なくなります。
・背中が衰えてくると背骨が曲がり姿勢が悪くなります。
体重が落ちないように気をつけましょう。
体重が落ちると大切な筋肉も落ちていきます。
食事の内容も関係してきます。
日本人は世界一クスリが大好きで、日本は世界のクスリの20%も消費しています。
クスリやワクチンをいくらありがたがっても「真の健康」にはたどり着くことは出来ません。
いずれにしても、運動を行うことはクスリ以上の効果をもたらします。
健康スタジオ横浜の「背骨呼吸メソッド」では、太もも、ふくらはぎ、背骨まわりの筋肉を効果的に動かして、ミトコンドリアを増やし、エネルギー豊かな状態をつくります。
高齢者だけではなく、若くても日頃から運動不足になっている方はぜひ取り組んでいただきたい内容です。
「背骨呼吸メソッド」の教室は、毎週木曜日の午前中に開催をしておりますが、月1回土曜日の午前中にも開催しております。
気のトレーニングのいちばんのベースとなる内容が盛り込まれています。
「真の健康」を手に入れて、快適な日常生活を送りたい方は、ぜひ一度ご体験にお越しください。
お待ちしております。
高齢者の一番の幸せとは?どれだけ自由を保てるか!
・自分の身の回りの事を自分で出来る自由
・好きな時に好きな場所に行ける自由
・自分のやりたいことが出来る自由
こちらの記事もご参考までにご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。