梅雨の風邪を予防する免疫力をあげる4つの方法!
● 梅雨の風邪を予防する免疫力をあげる4つの方法!
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
関東地方も梅雨に入りましたが、梅雨冷えになったり、真夏のような気温になったり、気温が安定していませんので、自律神経の調整がうまくいかなくて風邪をひいている方も多いようです。
そこで梅雨の時期に風邪をひかない方法をご紹介したいと思います。
ところで、みなさんは近代細菌学の開祖ロベルト・コッホをご存知でしょうか。
ドイツの医師でもあり細菌学者です。
炭疽菌・結核菌・コレラ菌の発見者でもあり、細菌培養法の基礎を確立した人物です。
現代でも研究室などで見かける寒天培地やシャーレは、彼の研究室で発明されたものばかりです。
それを考えると彼の研究がどれだけ現代医学に貢献しているのかが想像できます。
結核の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した彼は、 ”コッホの原則”を提唱しました。
感染症の病原体を特定するときの指針として、今でも使われています。
菌が繁殖しやすい梅雨に入り、お腹をこわしたり風邪をひいてしまわないように、このコッホの原則を理解して感染症知らずの生活を送りましょう。
■コッホの4原則
コッホの4原則とも呼ばれるその定義をご紹介します。
空気感染や接触感染、その原理が彼によって解かれたものです。
1 ある種の病気には一定の微生物が検出される
2 その微生物は分離できる
3 分離した微生物を感染させると同じ病気を起こす
4 同じ病気にあった病巣からは、同じ微生物を分離できる
風邪が感染して起こることは、医学の勉強をしたことがなくてもほとんどの人が知っています。
それはこの原則の経緯がどれだけ世の中に浸透しているかを物語っています。
■手洗いの重要性
原則を逆説で考えると、ある種の病気になるためにはまず微生物に感染しなければなりません。
つまり病気になりたくなければ、微生物に感染することを防ぐのが重要です。
たとえば便器を触ったあとに手を洗わずに食事をすることは、便器を舐めていることに等しいくらい不衛生なことです。
こうした些細な手洗いをしないことから菌に感染してしまいます。
職場でひとり風邪をひいた人がいたとします。
その人が咳をしたあと、手を洗わず触ったキーボードに触れた人は風邪の細菌に感染してしまい、風邪が蔓延していくことになります。
しかし、どこまでやれば十分な手洗いができるのでしょうか?
石鹸で手を洗った後は、アルコール消毒をするのが医療現場での手指衛生とされています。
デスクの引き出しにアルコール消毒ジェルなどを常備しておくと、外出先から戻ったときやトイレを使ったあとに塗布する癖がつくとなおよいでしょう。
食事の前やトイレの後に手洗いをすれば十分なので、手洗いを徹底して長引きやすい梅雨の風邪から嫌われましょう!
■免疫力を上げる4つの方法
感染したからといっても、全員が発症するわけではありません。
つまり、感染しないように予防することも大事ですが、感染したとしても発症しなければ良いわけです。
そのためには、普段の生活から免疫力が下がらないような日常生活をおくりましょう。
1 1日に1回、汗をかくくらいの運動をおこなうことを日課としましょう。
2 食べ過ぎないこと。特に肉と乳製品に気をつけましょう。
3 早寝早起き、地球のリズムと同調する生活を送りましょう。
4 リラックスを心がけましょう。
これらのことは、梅雨の季節に関わらず、体を整えておく基本ともいえるものです。
健康スタジオ横浜では、運動については背骨呼吸メソッドで、リラックスについてはプラーナヨガで体験していただくことが出来ます。
今日も最後までお読みくださりありがとうございます。