重力に任せて大地(地球)の気・エネルギーをいただく [ 健康スタジオ横浜 ]
●重力に任せて大地(地球)の気・エネルギーをいただく
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
気・エネルギーのトレーニングのことを気功といいますが、まず行っていただきたいことは、身体を使って気の量、生命エネルギーの量を豊富にしていただきたいことです。
周囲にエネルギーが拡がっていくだけのパワー、エネルギーを心がけていただくことが「健康」の第一条件となります。
さらに、気・エネルギーを滞りなく全身に巡らせるためには、身体に必要以上の緊張がないリラックスができていることが必要となります。
気・エネルギーの量が多くても、身体に余分な緊張や凝りがあると身体の隅々まで気・エネルギーが流れていきません。
たとえ流れたとしても少なくなります。
ゆったりとくつろぐことができる身体と心の状態をつくりましょう。
これが上手にできるようになると日々快適に過ごせるようになります。
何はともあれ良いコンディションを目指しましょう。
首から上を重視し体を軽視するようなところもありますが、不健康な状態で、気のスキルのみを行ったり、エネルギーワークを行うことはお勧めいたしません。
さて、タイトルにあるとおり
「重力に任せて大地(地球)の気・エネルギーをいただく」
方法をご紹介いたします。
私たちの身の回りにある物を見まわしてみてください。
その殆どが地球から産み出されたものです。
動物、植物、鉱物、その他諸々の加工品も実は私たちと同じ地球からできています。
ですから地球のことを
「母なる大地」
などと申します。
人間と母なる大地の関係についてはコチラの記事をご参考になさってください。
「母なる大地」と仲良くなることで、大地(地球)からエネルギーをいただくことができるようになります。
そのためにはリラックスが大いに関係します。
私たちは地球で生きるうえで、重力に抗して立つ、座る、寝るといった姿勢で生活をしています。
日中活動しているときには、立つ、座る姿勢が多くなり、夜間休む時は横になる姿勢になります。
どの姿勢であっても、地球にいちばん近い身体の部分に自然と力がおりる状態にしたいわけです。
立位や坐位の姿勢の場合、上体の緊張が残ったままになっていると、なかなか重心が下りていかずに大地(地球)との一体感が得られません。
原因としては、現代人の上体の使い方にあります。
特に目の酷使があります。
スマホ、パソコン、テレビに加えて、もともと目からの情報を入力することが多いため、その影響が表れています。
まず上半身の中でも、目を休ませ、首、肩をよく動かす運動をして、滞った血液とエネルギーを流してあげることです。
さらに、思考グセで、絶えず頭の中で言語がグルグルと巡っている人も、気が上がった状態になっています。
また、ロジックを物凄く大事にする人、まとまりのない話をする人、長文メールの人なども同じように気が上がりやすいといえます。
このような場合は、足腰をよく動かすことで、上がった気を下ろして、下丹田も充実してきます。
「背骨呼吸メソッド」で行っている、スロースクワット、カーフレイズなどもそのためにカリキュラムに取り入れています。
上虚下実の身体をつくり、地に足が着いた状態にします。
そのうえで意識を向けて重力に任せて下ろしていきます。
立つ、座るで使っている、抗重力筋を出来るだけ休ませるようにしながら、床、大地(地球)に委ねるようにします。
その際に呼吸法を併用すると行いやすくなります。
そして、エネルギー体を少し地に沈み込ませることが、大地(地球)との一体感つくるコツです。
・立位
足裏の湧泉、足心
・坐位
尾骨、会陰
・仰臥位
尾骨仙骨、命門、脊中、霊台、脳錮
それぞれの姿勢で、上手に出来るようになったら、大地(地球)のエネルギーとの交流を図ってみましょう。
そのまま何もぜずに委ねきって深いリラックスに入り眠ってしまっても構いません。
坐位で瞑想をする場合に、椅子ではなく直接床に座るほうが良いのは、このように大地(地球)のエネルギーをいただきやすくするためです。
仰臥位(仰向け)で行う場合は、大地(地球)との接点が広く使えるため安定し、背中側のチャクラを使うことで、リラックスをしていながらも大きなエネルギーをいただくことが出来ます。
「リラックスはパワフル」
言葉が矛盾するように聞こえますが、ものすごい力を秘めています。
グラウンディングなどといいますが、それ以上に実際にチャクラ感覚を通して、大地(地球)のエネルギーとの交流を図る方がよりパワフルであるのは言うに及びません。
大周天気功法を練習されている方は、下体に重心を下ろし床との反作用で大地のエネルギーをいただき背骨に伝えていきます。
上体は力を抜き体幹部のオマケとして柔らかく動かすのみです。
長い時間をかけて培った粘り強い足腰と上体のリラックスによる上虚下実の状態です。
全身の調和が求められます。
最後までお読みいただきありがとうございます。