マスクを外して心地よい息を取り戻そう! [ 健康スタジオ横浜 ]

マスクを外して心地よい息を取り戻そう!

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

今年は平年よりも関東地方は早めの梅雨入りとなりました。

晴れると暑くなってきますので、顔をマスクなるもので覆っていると暑苦しくてたまりません。

そもそもマスクをしていると呼吸の質が落ちますし心地よい呼吸が出来ませんね。

マスクの着脱に関しては、自身で考えて決めれば良いことですが、今の日本人には考えるということがどうも出来ないようです。

あるいは放棄しているようにしか見えません。

政府が状況に応じてマスクを外してもいいとまで言っても、多くの日本人がゾンビのようにマスクをし続けています。

マスクの弊害に関しては、日本パレオ協会の崎谷医師の記事をご参考になってください。

「マスクは彼らへの服従の刻印:俯瞰シリーズ」

 

さて、不思議な生き物であるように日本人が見えるのですが、その不思議さを解明する本に出合いました。

私の中では本年大ヒット作ともいえる本でしょうか。

なるほど!とうなずける内容が満載です。

ともかく面白いのでぜひとも多くの方!? にお読みいただきたいと思います。

大多数の日本人とはこのような思考なのかと納得できます。

 

『「世間教」と日本人の深層意識ーみんな一緒でラクがいい』

 

著者は「世間学」を研究しておられる、九州工業大学の佐藤直樹名誉教授です。

内容をかいつまんでご紹介しておきます。

 

日本人を動かしているのは「世間教」!

日本人は無宗教といわれていますが、じつは「世間」を信仰する「世間教」の信者が大多数を占めています。

他人に迷惑をかけないように気遣い、何かしてもらったら必ずお返しを忘れません。

非常時に暴動も略奪も起きず、一致団結して粛々と行動します。

 

こうした日本人のプラスがマイナス向きに発揮されるとどうなるのでしょうか。

他人を監視し同調圧力をかけるなど、コロナ禍の発生した自粛警察、ルールに従わない者は村八分にし、つねに見返りを要求し、「出る杭は打たれる」で成功者をねたみ、足の引っ張り合いがはなはだしい社会です。

学校の中にも世間教がはびこり、いじめはその典型ともいえます。

なぜこうなのか、本書では「世間教」のしくみや構造を、身近な事例で読み解いています。

 

世間教には4つの教義があります。

1.お返し
2.身分制
3.みんな同じ
4.呪術性

 

葬式の後に塩をまくなど、ケガレを祓いのける呪術性を持ち合わせ、それらは日常深く組み込まれています。

女性が大相撲の土俵に上がれないのも同じような考えからです。

キリスト教支配がなかった日本には個人・社会・公共が存在しません。

法のルールではなく世間のルールで動いている等々、日本人の特異性、奇妙性!?がなるほどとうなずけます。

みんな同じですから、自ら行動に移してマスクを外すことをしないわけです。

世間はなくならないので、世間教と距離をとってうまくやる方法が提案されています。

 

プロローグ 日本人の不思議な生き方
第1章 日本人が信じる「世間教」ってなんだ?
第2章 「個人」と「社会」と「公共」がない日本
第3章 「世間教」の4つの教義
第4章 身のまわりの「世間教」
第5章 「世間教」とうまくやっていく7つの方法

 

とにかく掛け値なしに面白いので、ぜひお読みになり、「世間教」に関する知識を身につけておくと、この奇妙な社会と日本人が理解できます。

 

とにかくマスクを外しましょう。

世間教の信者にならないように気をつけましょう(笑)

気の感覚がわかる人は、自らマスクを外して、心地よい呼吸を愉しみましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

昨年の記事ですがご参考までにご紹介しておきます。

「マスクを外せない症候群」の日本人!