杉の良さをもう一度見直そう! [ 健康スタジオ横浜 ]

杉の良さをもう一度見直そう!

こんにちは、健康スタジオ横浜の内藤です。

今日もご訪問くださりありがとうございます。

 

建築材としては格下で、花粉症の代名詞のように扱われ、これからの時期はマイナスイメージが強い杉です。

しかし最近の研究では、優れた調湿機能や空気清浄機能を持ち、人をリラックスさせる効果が非常に大きいことなどが次々と明らかになってきました。

杉の香りの成分が、がん細胞の増殖を抑える可能性を示す研究結果もあり、医療へ応用する研究も期待されています。

 

木から出るフィトンチッドが人をリラックスさせる森林効果は広く知られていますが、伐採した後の材からも固有の香り成分が常時漂い出て、大気中の汚染物質を吸着し浄化すると同時に、人体に良い影響を与えています。

京都大学の川井秀一名誉教授の研究では、杉材の浄化能力は極めて高く、二酸化窒素の吸着量はブナの5倍、ヒノキの6倍で、シックハウスの原因物質であるホルムアルデヒドを吸着することも確かめられています。

杉板で部屋の内装を行った家に住む人の体内には、免疫力が高くなると増えるある物質が多くなる研究結果もあります。

またガンを巡って非常に興味深い実験結果が出ています。

脳腫瘍の細胞を、43度で2時間加熱すると、HSP70(熱ショック蛋白質70)が 2.5倍に増えたのですが、加熱中に杉の香り成分を与えるとほとんど増えていなかったようです。

愛工房の室内がちょうど同じ条件になります。

そして、同じ杉材でも、漂いだす香り成分の量は、産地や乾燥の条件で変わります。

低温乾燥させた杉は、100度以上の高温で乾燥させた杉の2倍以上で、色が濃い中心部の黒芯は、色が白い外側より香り成分が多く漂い出ます。

黒芯のパワーはすごいですね。

 

杉の効用
1.優れた調湿機能
2.香り成分によるリラックス効果
3.大気汚染物質を吸収、吸着
4.断熱、保温効果

心身への効果
1.心を落ち着かせて、リラックスさせる
2.熟睡できる
3.抑うつ状態が改善する
4.アトピー性皮膚炎が改善する
5.発達障害が改善する

 

香りが出るのは次のような格子状の物がおすすめです。

木を縦に切った「板目」より切株の面「木口」の方が香りが多く出ます。

枕元に置いても良いですし、枕の下に敷いて寝ても眠りが深まります。

特に寝室には数を多く置くと環境がガラリと変わります。

またオフィスのパソコンの近くに置いてもリラックスを促します。

 

2月16日(日)に、気功&愛工房のコラボ教室があります。

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