血管力健康法!固くなった血管を蘇らせて新鮮な血液を巡らせる!

血管力健康法!固くなった血管を蘇らせて新鮮な血液を巡らせる!

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

人間の体内では、およそ約5リットルもの血液がつねに循環しています。

その血液を身体の隅々にまで送り届けるための「管」が血管です。

人間ひとりの体内に張りめぐらされた血管をまっすぐにつなげてみると、何とその長さは10万kmに達し、地球を2周半してもまだ余るそうです。その殆どが毛細血管です。

 

歳を重ねるにつれて衰えるのは、筋肉や関節や骨、心臓・肺・胃腸といった大きな臓器だけではありません。

身体の中を縦横無尽に張り巡らされている血管も同じように加齢によって大きな影響を受けます。

年をとったから衰えるのは当たり前と最初から諦めるのではなく、筋肉と同様に「血管」も何歳からでも鍛えることが出来リカバリーできます。

 

まず知っておいていただきたいのは、

「血管も実は『筋肉』でできている」

 

人間の血管は3つの層からなっていて、外側から外膜、中膜、内膜と大まかに分けることができます。

そのうちの中膜は、血管平滑筋という筋肉からなっています。

これは歳をとるにつれて石灰化(カルシウムが沈着すること)して硬くなっていきます。

さらには「線維芽細胞」とよばれる繊維質のものが増えてゆき、血管の壁は柔軟性を失い、伸びづらく、広がりづらくなっていきます。

 

血管が硬くなり、さらに損傷すると、炎症が生じたところにLDL(悪玉)コレステロールなどが入りこみ、血管の内側にたまります。

それが肥大化すると『プラーク』という塊ができて血栓をつくり、脳や心臓の血管を詰まらせます。

日本人の死因のトップ5には、つねに脳血管疾患と心疾患がランクインしていますが、これらはいずれも血管が破れたり詰まったりすることで起こる病気です。

高血圧や糖尿病といった生活習慣病の背後にも動脈硬化が隠れています。

さらに追い打ちをかけるように遺伝子注射が大きく影響していると思われます。

特に最近の日本人の多くが「血管系の疾患で亡くなっている」、特に著名人が多く亡くなるのをニュースなどで目にするにつけ、気にかかるところです。

 

「血管」は何歳からでも鍛えられる!

それでは打つ手がないのかと言ったところですが、あきらめる必要もありません。

血管が「筋肉」から出来ているということは、血管も身体の他の部分と同じく、ストレッチをしたり、鍛えたり出来るということになります。

そこに食事内容も加味されます。

メンテナンスを常日頃から十分に行い怠らなければ、衰えた血管はふたたび元気になります。

つまり、血管寿命を伸ばすことも可能だということです。

 

血管をほぐすことから始める

まずやるべきことは、硬くこり固まった血管を「ほぐす」ことから始めます。

ただし血管をほぐすといっても直接触れることはできません。

私たちの血管はまわりを筋肉でびっしりと取り囲まれています。

筋肉が固まった状態では、血管を自由に動かし、伸ばしたり広げたりすることは出来ません。

固まってしまった血管をほぐすいちばん効果的なのは、体の中でいちばん筋肉量が多く、太い血管も通っている脚のストレッチから始めることです。

血流が悪い人は下半身に血液が溜まりがちになりますが、脚をストレッチすれば、溜まった血をしっかり心臓へ押し戻す効果も期待できます。

そして、ストレッチだけではなく、筋肉そのものも鍛え、血管をよみがえらせる必要があります。

 

脚のなかの血管と筋肉で重要なのが次の部分です。

1.太ももの大腿動脈と大腿四頭筋

2.ふくらはぎの後脛骨動脈とヒラメ筋・腓腹筋

3.膝の裏を通る膝窩動脈

4.足の甲を通る足背動脈と足先の毛細血管

 

これらを動かす動作は、ヨーガのアーサナ等に含まれていますので、呼吸に合わせて行うようにすると血管内の血流が増えます。

いちばん血流が増えるのは、実はアーサナ(ストレッチ)を行っている最中ではなく直後になります。

横になってリラックスをするシャバアーサナで30秒ほど休むと、血液とプラーナが流れていきます。

これは、気・プラーナの感覚がわかる人は、流れる感覚を認識できます。

 

身体は何歳から鍛えても結果を導き出してくれます。

世の中ではNISAが話題となっていますが、

身体は何にも増して一番見返りの良い投資対象になります。

やったらやったぶん必ず結果を出してくれます。

「血管」も同じです。何歳からでも鍛えられます。

 

最初のうちは、こうしたアーサナ(ストレッチ)をしてもなかなか思うように伸びないし辛いかもしれません。

それでも続けることで、少しづつ血流も良くなって体温が上がり、血管もしなやかになっていきます。

身体と仲良くなって、そこに意識を重ねると、気・プラーナの存在が感じられます。

毎日自分の身体と向き合う時間を設定することが肝心です。

 

詳しい運動のやりかたは、「プラーナヨーガ」「背骨呼吸メソッド」の教室で行っています。

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最後までお読みいただきありがとうございます。