足を一つの臓器として考える! 足病科がある足の専門病院をご紹介!!

足を一つの臓器として考える! 足病科がある足の専門病院をご紹介!

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

常に体重がかかり、身体を支えてもらって、どこかへ行くときにも一番お世話になっている身体の器官が足です

教室では、足指の体操から足裏揉み、足首回しなど、足全体の体操をていねいに行っています。

ところで皆さん、最近ご自身の足裏をじっくり見たことはありますか?

特に足に関心を持っているか、足の重要性を理解している人でないと、自分の足裏を見ることも少ないのではないでしょうか。

陽の目を見ることもなく、いつも最大の負荷がかかっている箇所にもかかわらず、文句も言わずに働いてくれている足には最大の感謝をしましょうと、教室では熱く話しをさせていただいております。

教室では足の様々なエクササイズを行っていますが、支えている足の指がきちんと動かないと、バランス力が保てなかったり、しゃがんだり立ち上ったりの動作がスムーズに出来なかったり、ふくらはぎが衰えてむくみやすくなったり、歩くことがおぼつかないなど、日常生活の中でも様々な弊害が表れてきます。

足が健康でないと、左右に歪みが生じ、それが骨盤の歪みや背骨の歪みになり、内臓や脳にまで影響を与えます。

 

「足は臓器」

という考えがあります。

普通は、肝臓や腎臓、肺臓、心臓などを臓器と言います。

足は臓器ではないのですが、「足を臓器として考える。」つまり、足を臓器のように全体で捉えるという意味です。

 

足一つとっても、どこか調子が悪くても、骨や関節のところだと整形外科、皮膚や爪などは皮膚科、血流などは血管外科や循環器外科、しびれなどは神経内科など、部分だけを診ています。

日本の行政と同じく、日本の医療も縦割りとなっており、全体を診るところはあまりありません。

日本人も足に対する関心が薄く、臓器の不調であれば病院に行っても、足にトラブルがあっても2年くらいは放置しているのがザラのようです。

足のトラブルの多くは、複合的に問題が起きていることが多く、全体として、皮膚、筋肉、腱、骨、血流、神経もすべて一緒に診ないとトラブルの原因がわからないと言われています。

 

さて、そのような中で、足の専門病院が日本にも設立されています。

医療法人社団育成会 下北沢病院 足病センター

住所:世田谷区北沢2-8-16

 

下北沢病院設立の経緯と目標の一部を抜粋して紹介させていただきます。

 

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足病科とは、足だけを専門に診る診療科です。G7の中で、いまだに足病科がないのは日本だけです。

日本では、水虫ならば皮膚科、外反母趾ならば整形外科、下肢静脈瘤ならば血管外科へと、すべて足の病気であるのに、バラバラの診療科に通院しなければなりません。

日本には、足を専門に診る独立した足病科が無いので、足を診てもらいたい場合に、どの診療科を受信すれば良いのか迷ったり、足の障害は複合的な場合が多いので、複数の診療科を渡り歩かなければならなかったりするので、とても不便です。

現在、「足病総合診療」「足の皮膚と爪の総合外来」「足の血管外来」「足の変形外来」「足のきず総合外来」「足のむくみ外来」「股関節外来」「膝外来」「インソール治療外来」を設け、多数の診療科を渡り歩くことなく、一か所で早期の診断や治療方針の決定をすることが可能となりました。当病院の90%は保険診療で賄われており、医療用インソールの作成も保険適用にて行っております。

下北沢病院には3つの目標があります。

1.目の前の患者を治す

2.日本で足の専門医療者を教育して足病医療を日本に定着させる

3.足の医療の価値を社会と共有するために出来るだけ広く発信する

「足の8020運動」
80歳になっても20分間キビキビと動ける状態を維持するということです。
1日20分間キビキビ歩きが維持できるということは、その人の健康寿命を保てる状態にあることを意味しています。

 

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足に問題を抱えている方は、足の専門病院に一度伺ってみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。