運動は生命力のスイッチ〜「使わない」がもたらす静かな変化〜
●運動は生命力のスイッチ〜「使わない」がもたらす静かな変化〜
健康スタジオ横浜の内藤です。
今日もご訪問いただき、本当にありがとうございます。
年を重ねるほどに、「健やかに生きる」ために大切なことが少しずつ増えていくものです。
でも、それは決して重荷ではなく、自分自身を大切に扱っていく優しい習慣が増えるということかもしれません。
さて今日は、少し大切なお話をさせていただきます。
身体は保存されるべき骨董品ではなく演奏されるべき楽器である
◆私たちは「動くいのち」
人間の身体は、「動く」ことを前提につくられています。
私たちは動物、「動く存在」なんです。
身体は、使われている部分を「必要なんだな」と感じ取り、機能を保とうとします。
でも逆に、「ここ最近動かしてないな」と感じる部分は、だんだんと静かにその働きを止めていきます。
これを生理学の言葉で「廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)」といいます。
ちょっと難しい言葉ですが、「使わない機能は自然と衰えていく」、必要のないものと判断して使えなくなっていくという、とても自然な身体の反応なんです。
◆急がなくて大丈夫。でも、止まらないで。
たとえば、長く寝たきりでいると、3週間ほどで筋力は大きく落ちてしまい、歩くことが難しくなると言われています。
だからこそ、病院でも手術の翌日から歩く練習を始めることが多いのです。
これは、命のリズム=宇宙のリズムに乗るという、とても理にかなったやり方です。
「動き続けること」が、いのちの基本です。
もちろん、大きなことをしなくていいのです。
指一本を動かすことからでも、身体全体が「動こう」とし始めます。
◆動かすことで、からだも心も目覚める
運動によって得られる恵みは、私たちが思っている以上に大きいものがあります。
身体がよろこぶこと
・免疫力が高まり、炎症を抑えます
・代謝がよくなり、太りにくい体に
・血糖値が安定して、糖尿病の予防にも
脳がよろこぶこと
・記憶を司る「海馬」が活性化し、学びが深まります
・BDNF(脳の栄養因子)が増え、脳が若返ります
◆あなたの身体は、あなたの未来そのもの
私たちの身体は、宇宙と地球からの贈り物、お借りしているものです。
そして、「今この瞬間」を生きるための大切な乗り物です。
でも時に、日々の忙しさの中で、その身体の存在さえも忘れてしまうことがあります。
頭の中の世界だけで生きようとすると、心も身体も置いてけぼりになってしまうかもしれません。
少しだけ、意識を身体に戻してみませんか?
1日の中でスマホを見る時間があったら、深呼吸してみる、肩を回してみる。そんな小さなことでも十分です。
◆動くことは、自分を大切にすること
運動が苦手という方も多いと思います。
でも、「運動しなきゃ」ではなくて、「ちょっと身体を動かして、気持ちよくなろうかな」くらいの気持ちで始めてみてください。
快適原理です。
「あー身体が気持ちいいなあー」
身体と対話をして、どのように動かしてみると身体が喜ぶのかを、探す旅といえます。
1日20分、週に合計140分。
この時間を少しずつ積み重ねていくことで、身体は確実に応えてくれます。
沖ヨガの沖正弘先生も、こんな言葉を遺されています。
「指1本でも動かせるなら動かせ。すると全身の筋肉、機能が連動して動き始める」
そしてもう一つ、こんな言葉も。
「運動不足は、ゆるやかな自殺である」
ちょっとドキッとする言葉かもしれませんが、それだけ「動くこと」は生きることそのものだという、愛のこもったメッセージだと思います。
最後に・・・
自分の身体を、自分で大切にしていく。
その積み重ねが、いのちを育み、未来を照らします。
この世でまだまだやってみたいことがある方、誰かのために元気でいたい方。
「自分の身体に、今日ひとつ、やさしいプレゼント」
をあげてみてはいかがでしょうか。
健やかに、軽やかに、身体を心地よく、動かす喜び
身体の宇宙に感謝!
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
