フレイル(生活機能低下)を予防する! [ 健康スタジオ横浜 ]

フレイル(生活機能低下)を予防する!  [ 健康スタジオ横浜 ]

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

「フレイル」 という言葉をご存じでしょうか?

「もろさ」「虚弱」を意味しています。

「健康と病気の中間的な段階」で、75歳以上の多くの人が、この段階を経て要介護状態に陥るとされています。

高齢になるにしたがい筋力が衰える現象は「サルコペニア」よ呼ばれ、さらに生活機能が全般的に低くなると「フレイル」となります。

これまでは、フレイルのことを「老化現象」として見過ごしてきましたが、日本老年医学会が統一した名称をつくることで、医療や介護の現場の意識改革を目指したわけです。

次の要件に当てはまると「フレイル」とされています。

① 移動能力の低下
② 筋力の低下
③ 体重の減少
④ 疲労感の自覚
⑤ 活動レベルの低下

以上の5項目のうちで、3つ以上当てはまるとフレイルの段階とされます。

65歳以上の人ですでに11%が該当しているといいます。

フレイルの提言を作成した京都大学の荒井秀典教授は、「適切な運動とリラックスの習慣化で心身の良い状態を長く保つことが出来るという考えを浸透させたい」と話しています。

まさにそのとおりだと思います。

中高年から高齢になるにつれて元気で生活するためには、体重減少とともに筋肉が落ちることを出来るだけ避けることを最大目標としましょう。

そのまま何もしなければ、老化現象に拍車がかかり、フレイルに突入していきます。

 

世の中には90歳でも元気で現役のまま、機能低下・フレイルなんてどこ吹く風のような人生を過ごしておられる方もいらっしゃいます。

老化は絶対的に避けられないものですが、寝たきりや認知症などにならず、良い状態の時間をつくり、過ごしていくためには、その人たちに共通したいくつかの習慣があります。

いくつになっても目標があり、その目標達成のためには元気な身体が必要であることが明確になっています。

「もう歳だから」といった言葉は絶対に出てきません。

 

年齢マイナス10歳くらいに見られるのが当たり前になるように目指しましょう。

そのためには、太ももと背筋です。

スタスタと歩き、背骨がシャキっと伸びた姿勢を目指しましょう。

きっと10歳は若く見られると思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。