人間の身体の不思議!体内と体外の境はココ!

人間の身体の不思議!体内と体外の境はココ! [ 健康スタジオ横浜 ]

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

さて、前回のブログからの続きになります。

「体内と体外の境はどこにあるのでしょうか。」

といった質問で終わりました。

 

さっそく答えです。

体内と体外の境は腸管の上皮細胞です。

つまり、体外の皮膚は、顔の頬から唇、口内、のど、食道、胃、腸へとつながっていますので、口から腸までの腸管の中は体外ということになります。

もっとわかりやすく言いいますと、胃の中も腸の中も実は体外になります。

口から入った食べ物は、腸管内で振り分けられ、体の中に取り入れるものは、上皮細胞を通過して体内に取り入れられます。

体に悪いものは、口から吐き出したり、肛門から出したりします。

嘔吐したり下痢をしたりするのは、腸管の働きによって、体内に取り込まないようにした方が良いと判断した結果です。

腸管は体内と体外の境となるわけです。

 

一般的な食物は、小腸の長いルートを通って栄養を吸収し、不要なものは大腸から便となって排泄されます。

ただし、アルコールの吸収は食物と違い早く、のど、食道、胃からも吸収されますので、飲んであまり時間が経っていなくても酔うわけです。

栄養を吸収する腸には多くの免疫細胞が存在しています。

全免疫細胞の70%以上は腸内に存在していると言われています。

つまり、腸内環境が人間の体の「免疫力」を大きく左右することになりますので、腸の働きを日ごろから整えておく必要があります。

内臓も筋肉で出来ていますから、運動も必要、そして栄養も必要、腸内環境を整える発酵食品も必要、リズムに則った休息も必要です。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。