坐位による動く瞑想・チャクラ開発・クンダリニートレーニング

●  坐位による動く瞑想・チャクラ開発・クンダリニートレーニング

トレーニング方法・意識の向け方
(エネルギーを通す背骨づくりからクンダリニーに繋げる方法)

 

1.首の動作(立位)・・・ ヴィッシーダチャクラの開発

立体チャクラボールをイメージして動かします。

立位で紹介しますが座って行っていただいてもOKです。
動作を行っている時は動かしている身体のパーツに意識を集中します。

①前倒し
・両手の指先を前から後頭部に引っかけるように添えて、まずは吐く息とともに頭を自力で前にゆっくり倒していきます。
・アゴが喉の下に着いたら、指の力を少し加えて喉を締め、さらに首の後ろの部分が伸びているのを感じます。
・頭を元の位置に戻す際は、指の力を緩め、吸う息とともに頭を元の位置にゆっくりと戻します。

②後ろ倒し
・合掌した人差し指を顎の下にあてます。吸う息とともに頭を自力で後ろにゆっくり倒していきます。首の前が伸び顎が上がったら、合掌した指の力を少し加えて顎をさらに上げて、首の後ろの部分が閉じているのを感じます。
・頭を元の位置に戻す際は、指の力を緩め、吐く息とともに頭を元の位置にゆっくりと戻します。立体チャクラボールが前方に回転していく様子をイメージします。さらに戻る際に緊張していた首の後ろが緩んできますので感じるようにします。

前後の動作が終了したら観察モードに入ります。
動かした部分には必ず気・プラーナが流れていますので感じ取ります。
さらに意識を向けると気・プラーナが集まり、感覚も拡大していきます。

目は閉じていただいたほうが脳に余計な刺激を与えることなく集中できます。

その際の眼球の位置は、平行法にして広く周囲を見渡すようにします。これは目を閉じていても同じです。

眼球の位置によって脳のモードも変化しますので確かめてみてください。

首の前後の気・プラーナを感じます。前と後ろの違いも感じてみましょう。

③横倒し
・左腕を腰に巻き付け右手で左手首を持ち、息を吐きながら頭を右に倒します。
左の首筋の僧帽筋が伸びてくるのを感じます。数呼吸キープします。
肩こり気味の方は、左肩を下げるようにしてさらに伸ばします。
・吸う息とともに戻りますが、首の横の緊張が緩んでくるのを感じます。
・反対側も同様に行います。

横倒しの動作が終了したら観察モードに入り左右の首の気を感じます。
さらに繊細に感じ取ると斜めのラインに気・プラーナの流れていないスペースがあるのを感じます。次はそこに気を流していきます。

④左右回し
・頭を下した状態から左右に1回ずつ頭をゆっくりと回していきます。
・息を吸いながら頭を上げていき、吐きながら下していきます。
・呼吸に合わせて出来るだけゆっくりていねいに首の感覚の変化を一つでも多く感じ取るようにします。

首の周囲360度に気・プラーナが流れており、首の回りが包まれているような感覚を味わいます。

上級者はチャクラに風(エネルギー)を前後に吹かせてみてください。さらに前後にトーラス状に吹かせてみてください。

首の前後の動作だけでこれだけの内容が込められています。

チャクラの開発、動く瞑想、マインドフルネス、リラクセーションのトレーニングにもなります。すべてに応用が出来ます。

 

2.胸と背中の開閉(立位)・・・ アナハタチャクラの開発

身体の前後は対の関係になっています。

胸を開くと背中側が閉じ、胸を閉じると背中側が開きます。前後の両方の経穴・チャクラで感じます。

身体の縦のラインの前側(任脈側)の壇中と、後ろ側(督脈側)の霊台を中心として、蝶番(ちょうつがい)のようなイメージを持ちながら、壇中と霊台を動かします。さらに鳩尾と脊中を加えて行います。

①両肩を前から後ろ回し
・息を吐きながら両肩を前に動かしながら、壇中と鳩尾の蝶番(ちょうつがい)閉じるようにし、霊台と脊中を開きながら肩甲骨を外転させます。
前側の壇中と鳩尾が閉じている、後ろ側の霊台と脊中が開いているのを身体の感覚として感じます。
・息を吸いながら両肩を耳に着くくらいまでしっかりと上げて、高さを変えずに両肩を後ろに動かし、霊台と脊中の蝶番(ちょうつがい)を閉じながら肩甲骨を内転させ、壇中と鳩尾を十分に開きます。後ろ側の霊台と脊中が閉じている、前側の壇中と鳩尾が開いているのを身体の感覚として感じます。

②両肩を後ろから前回し反対の動作を行います。

動作が終了したら観察モードに入ります。
まず胸の壇中・アナハタチャクラの感覚に意識を向けて感じます。
次に背中の霊台・アナハタチャクラの感覚に意識を向けて感じます。
さらに、鳩尾、脊中のマニピュラチャクラの感覚に意識を向けて感じます。
上手に出来ると壇中と霊台が暖かく感じられ、心がとてもくつろいで落ち着きます。何分でも浸っていたいような幸福感に包まれます。

 

3.背中・腰の曲げ伸ばし(正座)・・ 

スヴァディスターナチャクラ、マニピュラチャクラ、アナハタチャクラ、ヴィッシーダチャクラの開発

この動作では背骨全体を屈曲・伸展して、頸骨、胸骨、腰椎、仙骨・尾骨をしなやかに動かし、背骨の感覚を高めるとともに、クンダリニーにより気・プラーナを流すためのルートを背骨に作ります。

さらにヨーガのバンダ(締め付け)を通して、チャクラの開発も行ってまいります。身体を右側・左側・全体と分けて動かすため、脳のバランスを整えます。

シンプルな動作で誰でも出来るメリットがありますが、数多くのスキルが含まれており、さらに意識の向け方次第で、高度なトレーニングが可能となります。

正座の姿勢については動画で紹介していますので、あえて説明はしませんが、気・プラーナの流れが滞らないような姿勢を心掛けます。

①右上半身の動作
・正座の姿勢から左ひざの横に両手の手首を合わせて置きます
・息を吐きながらお腹をへこまし、腰を後ろに引いて、頭を下げてアゴを喉の下に着け喉を締め、背骨を小さく丸めます。さらにお腹をしっかりへこませて絞り込み、肛門も締めます。肛門とお腹と喉の締め付けによるバンダが入っています。
・息を吸いながら腰を前に突き出し、腰から背中を反らせながらアゴを上げて、目線は天井に向けて息を吸い切り止めます。
・息を吐きながら両手を前後に滑らかに伸ばして、身体を前に倒していきます。出来れば額が着くところまで身体を倒します。右の腰から背中を心地よく伸ばしていきます。息を吐ききったら自然呼吸を数回繰返します。
・身体の右側に意識を向けて伸びを感じます。腰、背中、肩甲骨、脇腹
・両手の指をさらに遠くに伸ばして、骨盤と肋骨を離すようにしながら体側を十分に伸ばします。
・息を吸いながら両手を滑らかに元の位置に戻し同時に身体を起こします。
息を吸い切ったら自然呼吸。正座の姿勢に戻ります。

動作が終了したら観察モードに入ります。

・まず動かした身体の右上半身の感覚に意識を向けて感じます。
・フワっとした拡がる気・プラーナを感じて見ましょう。
・さらに左上半身の感覚と比べてみると違いがわかります。

②左上半身の動作
右膝の横に両手を置き、動作は同様に行います。
動作が終了したら観察モードに入り気・プラーナを感じます。

③上半身全体(左右)の動作
両手を膝の前に置き、動作は同様に行います。

動作が終了したら観察モードに入り気・プラーナを感じます。

左右の差はなく両側全体として感じられます。

④下丹田に意識を向けてゆっくりとした呼吸を繰り返します。

 

4.手、腕の捻じり(正座)  

指先、手のひらの感覚強化、腕周天法で気の感覚を高めます。

①胸の前で合掌し、息を吐いて気をいったん下丹田に下します。
②息を吸いながら合掌した手を頭上に伸ばし、息を吸い切って止めます。
③息を吐きながら合掌した手を肩幅くらいまで離して、親指から力強く握り込んで拳をつくったら手首を内側に曲げます。
④息を吸いながら握り込んだ拳を後ろに回しながら手首・腕をひねり、胸と喉を大きく開き、息を吸い切って止めます。
⑤息を吐きながら握り込んだ拳を前に回しながら身体を前に倒し、腕を後方にひねり上げていきます。
⑥息を吸いながら身体を起こし、握り込んだ拳を今一度力強く握りしめます。
⑦息を吐きながら拳の力を緩めて手を開き、指・手の平の気・プラーナの感覚に意識を向けて感じます。感覚がさらに拡大してきたら、吸う息とともに、前腕、肘、肩までその感覚を吸い上げ、吐く息とともに指・手のひらに戻し、さらに手から気を出していきます。
⑧次に両手からダブル腕周天で気・プラーナを胸まで吸い上げ、左右の気・プラーナを合わせてゼロの気を作ります。息を吐きながら反対の腕に気・プラーナを流して手にゼロの気のボールを作ります。
⑨気のボールを練ってから下丹田に収めます。

 

5.肩甲骨の開閉、背骨の曲げ伸ばしから腕上げ(正座)、最後に背骨の浄化

ムーラダーラ・チャクラ、スヴァディスターナ・チャクラ、マニピュラ・チャクラ、ヴィッシーダ・チャクラの開発

肩甲骨の動きを柔軟にし、背骨に気・プラーナが流れるパイプをつくるとともに、気の滞りを解消しクンダリニーのルートをつくります。

①腰の後ろで手を組んで肩甲骨を寄せて胸を大きく開きます。アナハタチャクラ、マニピュラチャクラを意識して開きます。
②腰の後ろで手を組み換えて組んで、仙骨・尾骨を擦ります。
③息を吐いて下丹田に気を下し肛門を締めます。下丹田を充実させます。
④息を吸いながら下丹田の気を背骨に螺旋のイメージを描きながらヴィッシーダチャクラまで昇らせ息を吸い切って止めます。
アゴを喉の下につけて喉を締め、さらに肛門を締めて、背骨の上下を閉じて圧力を高めます。
⑤息を吐きながら、お腹をへこませ背骨を丸めるようにして身体を前に倒し、ヴィッシーダチャクラに昇らせた気を下丹田まで下していきます。額・鼻が床に着いたら息を吸いながら組んだ腕を高く上げていきます。自然呼吸を続けながら肩甲骨を寄せて腕をさらに高く上げ、肛門の締めを意識して下丹田の気を強めます。
⑥息を吐きながら組んだ腕を腰まで下します。
⑦床に着けた額・鼻を少し上げてアゴを喉の下に着けて喉を再び閉じます。
⑧肛門を締めて息を吸いながら身体を起こしていきます。その時に下丹田の気を螺旋を描きながらヴィッシーダチャクラまで昇らせます。
息を吸い切って自然呼吸で喉を開放します。

動作が終了したら観察モードに入ります。

背骨に意識を向けて感じます。上手に出来るようになると、背骨の気の滞りが解消され、背骨が暖かく感じられたり、あるいは熱く感じられます。

まだ気が上がった状態の方もいるかと思いますので、息を吐きながら手を喉の高さから下しながら、背骨の気を仙骨、下丹田に下していきます。呼吸とともに数回、気を背骨に昇らせたり下したりを繰り返します。

 

6.太もも前面の伸ばし(割り座)

身体の中のいちばん大きな筋肉に柔軟性を持たせることで疲労解消につながります。

①割り座の姿勢(正座から足を少し開いてお尻を床に下す)から、上体を後ろに倒し肘を床につけます。太ももの前面が伸びているのを感じます。
②余裕がある方は、さらに上体を倒し背中を床に着けます。決して無理をしないように、伸びを感じられるところまでで十分です。
③両足を伸ばしていったん仰向けになったら、両膝を曲げた状態から足を上げて脛を両手で抱えるようにします。頭を上げて顎を膝に着けるようにして腰を丸め伸ばします。

動作が終了したら横になって観察モードに入ります。

太ももの感覚に意識を向けて気・プラーナを感じます。

床に着いている身体の背面部分に意識を向けてリラックスします。

 

7.起き上がり、前屈、全身周天(仰向け)

3つの動作を連続で行います。腹筋・体幹力、腰から背中の柔軟性、さらに全身周天までの流れになります。

①仰向けの姿勢から、両手の指が天井に向くように肩甲骨で腕を上げます。
②頭を上げて自分のおへそを見るような姿勢をつくり、背骨を胸椎の上部から一つづつ離していくようにしながら上体を起こしていきます。
③上体を起こしたら、長座の姿勢(横から見たらL字型)をとり、体幹の力を高めます。
④背骨を伸ばしたまま両手・両腕を出来るだけ前方に伸ばし、お腹を太ももに近づけるようにして前屈を深めていきます。
⑤前屈が深まっている方は、両手の労宮と両足の湧泉を合わせます。
⑥息を吸いながら、下丹田の気・プラーナをアナハタチャクラまで吸い上げ、さらに両腕の中を通して労宮まで流していきます。
⑦息を吐きながら労宮から気・プラーナを足裏の湧泉に勢いよく出していきます。途中から吸う息で脚の中の気・プラーナを下丹田まで吸い上げます。

⑥~⑦を繰返すことで全身に気・プラーナを巡らせる全身周天になります。

 

8.背骨の捻じり大周天(長座) 

背骨の捻じる方向によって天地の気・プラーナを摂り入れて流します。

①長座から右脚の膝を曲げて引き、左脚の横にまたいで下します。左腕で膝を抱えるようにして身体に引き寄せ、右手を仙骨の後ろに下します。
②背骨を右側に捻じりながら、百会から天の気・プラーナを摂り込み、背骨の中を螺旋のイメージで下しながら尾骨から地に向かって出していきます。
③背骨を左側に捻じりながら、尾骨から地の気・プラーナを摂り込み、背骨の中を螺旋のイメージで上げながら百会から天に向かって出していきます。
④長座から左脚の膝を曲げて引き、右脚の横にまたいで下します。

②~③を行いますが、背骨の回転方向が逆になりますので、気・プラーナの摂り入れから出す方向も逆になります。

身体を動かすことで、必ず気・プラーナが流れていきます。

動作が終わった後は、意識を向けることで気・プラーナが集まり、感覚も拡大していきます。

これはどのような分野であっても応用ができます。

 

動作中は脳を集中モードに、動作が終了したら脳を観察モードに切り替えます。

その時に3D画像を見た時の目線を思い出していただき、集中モードの時の目線、平行モードの時の目線を使うことで、気・プラーナのクオリティーに変化が生じることを確認してみます。

目を瞑ったときの眼球の位置と脳の状態は密接な関係があります。

眉間にシワが寄った顔をしている方は、集中モード、緊張モードが常になっていることも考えられます。シフトチェンジ出来るようにしましょう。