脳に関係する3冊の書籍をご紹介! [ 健康スタジオ横浜 ]

脳に関する3冊の書籍をご紹介!

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

脳に関する3冊の書籍を紹介いたします。

1.『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン 著

アップル創業者のスティーブ・ジョブス氏は自分の子供にipodを触らせなかったそうです。

要点は次のとおりです。

①人類はこれまでほとんどの期間、狩猟採集生活を送り、さまざまな危険に囲まれていた。そうした生活に合わせて進化した脳は、現代社会に適応できていない。

②スマホやSNSは脳の報酬系を刺激して依存させ、集中力を低下させる。ITの先駆者たちはそのデメリットを認識し、自分や子供のスマホ利用時間を制限していた。

③SNSはむしろ人を孤独にさせる。とくに子供のスマホ利用は、自制心の発達に悪影響をもたらす。

④睡眠時間を増やし、運動をして、スマホ利用時間を制限すべきだ。それが集中力を高め、心の不調を予防する方法である。

 

2。『最強脳』アンデシュ・ハンセン 著

要点は次のとおりです。

①集中力と発想力、記憶力を高め、メンタルを整える。そうして自信をつけ、自分の脳をレベルアップさせるための方法は、体を動かし、運動をすること。

②現代人の脳は、サバンナで生活していた時代のヒトの脳から進化していないため、体を動かすと脳からごほうびであるドーパミンが与えられ、力を発揮できるようになる。

③脈拍が上がり、適度な疲労感を感じられるものであれば、どんな運動をしても良い。運動は競うものではなく、自分なりに楽しめればそれで良い。

 

3.『脳の働きと免疫力』都立駒込病院脳神経外科部長 篠浦伸禎 著

最強の食・体・脳の使い方

困難な時代を生きるための最強の脳の使い方マニュアル!

要点は次のとおり。

①新しいウイルスのパンデミックのたびに疲弊しない、どんな感染症がきても乗り越え、時代を生き抜くために必要な脳の使い方とは。

②新型コロナウイルスが健康を害する大きな要因は、感染性に対する強い不安感と恐怖心。ニュースやSNSに振り回されずに薬やワクチンに頼らない脳をつくるにはどうすればよいか。

③ウイルスを完璧に根絶することはできない。ウイルスに接しても発症しない、発症しても重症化しない体をつくる。今こそ予防医療を。しなやかな強い体をつくるために、食・体・脳の使い方を見直すことが必要。

④むかしから日本人が食べてきたものを中心に、最新のスーパーフード、買ってきた野菜から農薬を落とす方法、断食についてなど具体例な方法を紹介。

 

新型コロナ関連の考え方についても、テレビに出演しているコロナ村の医師や学者と違って、ノーマルな視点からご意見を述べられています。

脳の視点からみる大変興味深い内容の本でした。