高齢者は意識して動き続けよう! [ 健康スタジオ横浜 ]
●高齢者は意識して動き続けよう! 敬老の日にあたって
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
今日は「敬老の日」の祝日になります。
台風が14号が九州に上陸し、日本列島を縦断する形で進んでいる途中ですから、せっかくの連休であっても自宅で過ごされている方が多いかと思います。
さて、高齢者の定義ですが、一般的に65歳以上とされています。
現代の60代の方は、昔に比べるとはるかに若く見えます。
これは生活習慣、特に食生活の影響が大きいのではないかと思われます。
今後急速に高齢化社会に突入していきますので、高齢者の定義も見直す時期にきているのではないでしょうか。
◆高齢者
・65歳~74歳 → 70歳~79歳
◆後期高齢者
・75歳~ → 80歳~
とは言いつつも、高齢者の方も二極化してきているように感じます。
元気な高齢者とヨレヨレの老人。
その比率は3:7くらいでしょうか。
世の中の環境が便利快適に変わったとしても、人間はそれほど大きく変わっていません。
先日、健康スタジオ横浜に来られた方ともお話をしましたが、元気な高齢者はやはりよく身体を動かしているということです。
逆に動かしていない方は足腰が衰えて、階段の上り下りも大変になってきています。
あえて元気な高齢者とヨレヨレ老人の違いを申し上げますと次のとおりです。
・足腰と背骨の状態
これに尽きます。
身体の中でいちばん早く衰えていくのは大きな筋肉になります。
具体的に「太もも、ふくらはぎ、背骨周りの背筋」になります。
ここが衰えてくると、見た目にもすぐにわかります。
スタスタと歩くことが出来なくなるばかりか、杖が必要になったり、しゃがむことが出来なくなるなど、日常生活にも支障が出てきます。
また、背筋が弱くなると、姿勢を保つことが難しくなりますから、背中が曲がってきます。
身体の状態の目安として、フレイルの検査を参考にしていただきたいと思います。
とにかく、年をとっても健康で元気に過ごしていくためには、やることをやらないと望んだ結果は得られません。
年をとればとるほどやることが増えてきます。
昔のように「年をとったら身体を休めて楽をして生きる」時代ではなさそうです。
私は目の前にいる人の身体の状態をみて、生活習慣をお聞きすれば、5年後、10年後にどのような身体の状態になっているのかおおむね予想がつきますし、ハズレません。
特に60代以上の方は、かなり気合を入れて、身体と仲良く向き合うことをしないと、ご自身のお子さんやお孫さんに大きな負担をかけることになります。
しかしながら、あなたの自我・エゴの声に耳を傾けているとやらないことを選択します。
毎年25万人の方が認知症になっていることを見ても明らかです。
健康や認知症の予防のためにも意識をして動き続けることです
まずそのことを心に刻んでおきましょう。
健康で元気な高齢者の特徴とは?こちらをご参考になさってください。
私が尊敬していた人生の大先輩で、90歳を過ぎても現役で活躍をされておられた方は、次のようなことをおっしゃっていました。
「せっかくこの世に生まれてきたのだから、長生きしたいね。でも寝たきりとか、介護を受けながらでの長生きでは楽しくないし迷惑もかける。」
「いつまでも元気で、自分の身の周りのことは自分で出来て、行きたいところにはいつでも自由に行けて、そしてやりたいことが出来る。健康な身体での長生きがいちばん幸せなんだよ。」
最後までお読みいただきありがとうございます。