笑う門には福来る [ 健康スタジオ横浜12月の健康情報 ]
● 笑う門には福来る [ 健康スタジオ横浜12月の健康情報 ]
健康スタジオ横浜の内藤です。
本日もご訪問くださりありがとうございます。
笑いが健康に及ぼす効果は、ガンの治療効果だけでなく、糖尿病、高血圧、心臓病、うつ病、認知症と多岐にわたります。
笑いの効果としてまず運動効果があります。
笑うだけで運動になるの?
と思っているあなた・・・・! 本当に笑っていますか?
笑うということは、上半身の筋肉のほとんどを使います。
笑うと横隔膜が大きく上下するので、知らず知らずのうちに腹式呼吸が行われています。
そして全身の血液循環がよくなるので
1.老化防止
2.血糖値低下
3.冷え症の改善
などの医療効果が現れます。
具体的な研究結果によれば、30分間お笑いビデオを見て笑うと、心拍数が90台から60台に下がります。
これは副交感神経が優位に働いていることを示しています。
笑いのあとに副腎ストレス物質(コルチゾール)を測定すると、笑わなかった人より3割も多く減少していたという研究もあります。
また笑うことで酸素の取込み量が増大することがわかっています。
つまり、自然と深呼吸になっているということになります。
例えば、5秒の大笑いをすると、深呼吸2回分の酸素が体内に取込まれるということです。
さらに、お腹を抱えるくらいの大笑いは、普段呼吸している3~4倍もの酸素を摂り込んでいます。
落語で大笑いさせて観察した実験もあります。
結果としては、64%の人に脳の血液循環が増加したことがわかっています。
ある関節リウマチの研究では、落語を聴いて比較した結果、関節リウマチを悪化させるインターロイキン‐6の値も劇的に下がっています。
さらに実験を繰り返すと、リウマチ炎症の「抑制物質」が「笑うと増加する」ことが確認されています。
それも増加変化は「炎症の程度が高いほど顕著に現れた」といいます。
「笑い」には薬とは違ってまったく副作用は存在しない、というのも大きなメリットです。
あえて注意をする点があるとすれば、笑いすぎてアゴが外れるくらいでしょうか。
また大笑いすると、2型糖尿病患者の食後血糖値の上昇が大幅に低下したことも分かっています。
良いことずくめです。
やらない理由は見つかりません。
健康スタジオ横浜では、12月27日(木)10:00から「背骨呼吸メソッド」教室で「笑いヨガ」を行います。
今年1年を笑って納めようという企画です。
大笑いして新しい年を迎える準備をいたしましょう。
皆様のご参加をお待ちしています。