スクワットの凄い効果!健康や気功、武術やスポーツまで!

●スクワットの凄い効果!健康や気のトレーニング、武術やスポーツまで!

健康スタジオ横浜の内藤です。

本日もご訪問くださりありがとうございます。

 

本日のブログは、私のトレーニング、食事の師・メンターであり、今年永眠されました 野沢秀雄先生を偲び書かせていただきました。

野沢先生のご経歴などはブログの最後に紹介をさせていただきます。

 

「スクワット」という言葉は、今では知らない人が殆どいないほど多くの方に知られているトレーニング法です。

キング・オブ・トレーニングなどと呼ばれており、特別な器具などは不要で、どこでもできる取り組みやすいトレーニングのひとつです。

「スクワット」とは、しゃがむ・立つの動作を行いながら足腰を中心に効果的に鍛えることができます。

 

日本の生活文化が椅子を中心とした生活に変わり、以前はしゃがんだり立ったりといった日常生活の中で行っていたことがほとんど行われなくなりました。

生活環境が変わったとしても人間自身は変わっていません。

日常生活から失われてしまった足腰を動かす動作を運動により行わなくてはなりません。

それが「スクワット」です。

 

スクワットで使う筋肉は、主に太ももの前側にある大腿四頭筋、太ももの裏側にあるハムストリングス、お尻の筋肉である大殿筋などがあります。

他にも骨盤まわりの筋肉や背骨を支える脊柱起立筋など、全身のさまざまな部位に関係しています。

足幅や回数、負荷の強さ、動作の大きさ、スピードを変えることによって、スクワットの効果も様々です。

 

スクワットの代表的な5つの効果

スクワットには筋力アップの効果だけではなく、多くの健康効果が期待できます。

代表的な効果は次のとおりです。

・体力の向上
・基礎代謝力のアップ
・下半身の引き締め
・冷え性の改善
・免疫力アップ

 

健康効果についてそれぞれ詳しくご紹介します。

1.体力の向上

スクワットは、体を支える足腰と姿勢を維持する背骨や骨盤まわりの筋肉も一緒に鍛えられるため、自然と体力がついて疲れにくい身体になります。

スクワットで強靭な足腰を作ると、これまでと同じ動作をしても疲れにくくなっているのが感じられることでしょう。

また、長時間の立ち仕事やランニング、ウォーキングをしても疲れにくい身体になるのもスクワットの大きな魅力です。

 

2.基礎代謝力のアップ

ダイエットに関心がある方なら、痩せるためには「基礎代謝力のアップ」が有効だと聞いたことがあると思います。

スクワットは全身の中でも最も大きな筋肉を鍛えますので、筋肉量を増やして基礎代謝力のアップを狙う方には最適です。

基礎代謝力がアップすると、日常生活で消費するカロリーが増えますので、肥りづらい体になります。

さらに、スクワットにより消費カロリーも増えますのでダイエットのスピードも加速します。

 

3.下半身の引き締め

スクワットは、足腰の筋肉を重点的に鍛える運動です。

太ももやお尻の筋肉をメインに鍛えつつ、正しい姿勢を保ちながらトレーニングすることで、下腹部の引き締めにも効果が期待できます。

「運動する時間がなくて最近下腹が出てきた…」とお悩みの方にとっては、長い時間走ったりするよりも下半身痩せが期待できるスクワットは効果バツグンです。

 

4.冷え性改善

筋肉量が少ない女性、加齢による筋肉の減少で冷え性に悩まされる男性の方もおられると思います。

手先や足先など体の末端に血液が巡りにくくなることで生じる冷え性には、大きな筋肉(太もも・背中)を動かす筋トレで筋肉量を増やすことが改善に効果的です。

スクワットで脚の筋肉を鍛えると全身の血行が良くなるため、冷え性改善に役立ちます。

 

5.免疫力アップ

スクワットを継続して行うと血行の良い身体の状態を保つことができます。

さらにトレーニングによって筋肉量が増えると基礎体温もアップしてきます。

最近では35度台の低体温の方がおられるようですが、免疫力が低下し様々な病気の要因となります。

高体温のほうが免疫力が高くなるため、スクワットを習慣化することで免疫力のアップに役立てることができます。

 

6.気の量のアップ、気感のアップ

気のトレーニングには大きな効果をもたらします。

低体温の方は気を感じずらく、気のボールなどもなかなか明確に作ることが難しいと言えます。

仙道や太極拳では、足腰をしっかりと下ろすトレーニングが取り入れられています。

太ももと背骨が命といっても過言ではありません。

しっかりと鍛えると、エネルギーの量がアップして、気を感じることが容易になります。

ミトコンドリアも増えてエネルギーがアップする相乗効果も得られます。

 

スクワットには5つのすごい効果あり!初心者向けに正しいやり方を解説

スクワットで鍛えられる主な筋肉は次のとおりです。

・大腿四頭筋
・ハムストリングス
・大殿筋
・脊柱起立筋
・腓腹筋
・ヒラメ筋

 

大腿四頭筋やハムストリングスなど、体の中でも大きな筋肉を鍛えられることがスクワットの運動効果の大きな特徴です。

大きな筋肉の運動を行うことで、健康的に体重を増やすことも出来ますし、体重を減らすダイエットにも効果があります。

運動経験がない方が激しい運動で下半身を鍛えることは難しいものですが、スクワットであればゆっくりとした動作をその場で行うだけで筋トレ効果が得られるのが特徴です。

 

私たち人間にとって足腰が土台となります。

若い方から高齢者まで、健康や気のトレーニング、またスポーツや武術に至るまで、ありとあらゆる人間の生命活動に必要な要素が詰まっているのがスクワットです。

スクワットのやり方は一つではありません。

その人その人に合ったスクワットが存在しています。

「生涯スクワット」を心掛ければ大きな恵みが与えられることでしょう。

 

毎週木曜日、毎月第一土曜日に開催しております「背骨呼吸メソッド」の教室では、スロースクワットを取り入れています。さらに体幹のトレーニング、柔軟な背骨をつくるトレーニングなども行っています。

・生涯健康の基礎
・気功の基礎
・健全なエネルギーワークの基礎

 

ブログ冒頭に書かせていただきました野沢秀雄先生をあらためてご紹介させていただきます。

追悼 野沢秀雄先生

1940年生まれ。京都大学卒業。日本で初めてプロテインを開発。明治製菓を経て1976年に健康体力研究所を設立。晩年は会社を後進に譲り顧問として活動をされておられました。

国産のプロテインを開発された草分け的な存在の方です。

それまでトレーニングに栄養が不可欠なのはわかっていたことでしたが、たんぱく質を摂取するために多量の肉や卵を食べるなど、体に大きな負担がかかるため、海外では早くからプロテインが摂取されていました。

トレーニングと栄養は切ってもきれない不可欠の存在ですが、トレーニングの方法は知られていましたが、トレーニングの効果を引き出す栄養についてはあまり知られていませんでした。

今から50年近く前のことになります。

そこで野沢先生が栄養士の資格を持っていたため、トレーニングだけではなく栄養の重要性を普及させ、体力づくりやトレーニング、食事法をテーマとしたセミナー講師、雑誌や新聞への連載など、健康寿命の大切さについて生涯普及活動に努めておられました。

今では、スポーツ店だけではなくドラッグストアなどでもたくさんのプロテインが並んでいるのを見かけます。

また、多数の著書を残しておられます。

ほんの一部ですがご紹介させていただきます。

『自己トレーニング法』

『カラダをもっと強くするー食事&トレーニング大全』

『スクワット超健康法』など

『レッグレイズ健康法』

健康体力研究所は現在では、「Kentai」のロゴで知られています。

 

「健康な体は一生の財産」

これは野沢先生が生涯標榜しておられたキャッチフレーズです。

KentaiNEWSの追悼特集をご紹介いたします。

 

野沢先生とは40年前からのご縁があり、その後も何回か一緒にお食事をさせていただきながら様々なお話を伺いました。

中華街でお会いしたこともあります。

58kgのガリガリだった身体を80kg近くまでパワーアップすることが出来たのも身体づくりの師匠のおかげでもありました。

パワープロテインは私も長年使わせていただいています。

コロナが終息したらまたお会いしたいとご連絡をしていたところでした。

とても楽しいひと時でした。

感謝しかありません。

ご冥福をお祈りいたします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。